専門家が皆さまの性・心と体・パートナーシップに関するお悩みにお答えします
近しい悩みを持つ皆さまの一助になるよう過去に寄せられたお悩みをご紹介します。
※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を保ち、内容を一部変更してご紹介しています。
お悩み相談
無言の一週間を乗り越えて
おかげさまで、無言の一週間も終わりを迎えることができました。特に話し合いはなかったものの、子供に救われた気がします。子供のおかげで、夫も怒りを癒されたように見受けられました。
考える時間ができたことの意義
この期間、色々と考える時間ができて良かったと思います。今までは「どうしてわかってくれないの?」や「やきもちを直せないんだから合わせてよ」と心の中で思っていましたが、今回違った考えを持つことができました。
新たな発見:夫の背景
その中で新たな発見がありました。それは、ヒステリーの母親一人に育てられた夫のことです。調べてみると、夫はきっとモラルハラスメントだと思います。夫に当てはまるところばかりです。
モラルハラスメントの存在を知る
私は人間以下の扱いをされ、言葉の暴力で悩まされていましたが、モラルハラスメントの存在を知りませんでした。しかし、確かに全て当てはまるのです。
モラルハラスメントは治るのか?
そこで知りたいのですが、モラルハラスメントは治りますか?私にできることがあれば教えてください。私は与える側になりたいと強く思います。相手を理解し、支え合える夫婦になるにはまず自分が変わる必要があると考えるようになりました。
恋人・夫婦仲相談所さんへの質問
モラルハラスメントについて教えていただきたいです。
ご相談への回答
異常なやきもちに悩むあなたへ
こんにちは、恋人・夫婦仲相談所です。
無言の期間から抜け出せたとのこと、本当に良かったですね。娘さんのかわいさに夫も抵抗できなかったのでしょう。お二人の間に平穏な空気が戻ったこと、何よりです。
自分を見つめ直す機会
辛い期間を経て、相談者さんもご自身を見つめ直す機会になったのですね。お隣さんからの励ましのコメントもあり、少し違う考え方をしてみようと思えたことは大きな前進です。
夫の家庭環境とモラルハラスメント
夫がヒステリックな母親に育てられたとのこと。家庭環境が複雑だったようですね。母親がヒステリックだと、子どもは常に母親の表情をうかがいながら過ごすことが多いです。そして、母親がヒステリックになることで他人をコントロールする様子を目の当たりにします。
現在、夫が相談者さんに対して行っている言葉の暴力は、相談者さんをコントロールしようとしている可能性があります。母親にされたことを夫が今度は相談者さんに対して行っているのです。
自分の心を守りながら相手に与える
ここで、相談者さんが「相手をコントロールするだけでなく、もっと親密になれる方法があるんだよ」と行動を通して教えることができれば良いのですが、言葉の暴力を受けるのは相談者さんなので難しいところです。
「自分の心を守りながら相手に与える」「自分の心を守れないと思ったら一時的にでも相手から離れる」ことが必須です。
自分を責めないで
モラルハラスメントやDVのケースで危険なのは、被害者が「パートナーがきついことを言うのは私が悪いからだ」と思い込んでしまうことです。
相談者さんが夫を理解したいと思う場合、まず夫の言葉に対して「自分が悪いんだ」と思わないことが大切です。夫をうまく受け流すことを大前提に進めてください。自分の心が壊れてしまっては元も子もありませんからね。無理だと思ったら、一時的にその場を離れる勇気も必要です。
夫とのコミュニケーション
前回のご相談で「夫は話し合いを嫌う」と書かれていましたが、これが気になります。結婚前からずっとそうだったのでしょうか。お二人の間で本当に腹を割ってのコミュニケーションが取れると、相手をコントロールする必要はだんだんなくなっていくものです。
夫からモラルハラスメントのような言動が出てくるとき、「この人はどうして私をコントロールしようとしているんだろう?」と少し見てみると、夫のまた違った感情が見えてくるかもしれません。
専門機関への相談も検討を
モラルハラスメントが治るかどうかはケースによって異なります。もし夫の言動が今以上にエスカレートする場合には、モラルハラスメントの症例を数多く扱っている専門機関に相談してみるのも良いでしょう。
まとめ
相談者さんが「与える側になりたい」という気持ちの変化によって、お二人の関係が変わってくる部分もきっとあると思います。まずは注意深く夫の言動を見守ってみてはいかがでしょうか。
もちろん、これは酷い!という言動があったときには、またご相談くださいね。応援しています。
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