専門家が皆さまの性・心と体・パートナーシップに関するお悩みにお答えします
近しい悩みを持つ皆さまの一助になるよう過去に寄せられたお悩みをご紹介します。
※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を保ち、内容を一部変更してご紹介しています。
今回は、そらさん(29歳の女性)から「29歳、結婚4年目、週1度はしたいと思うのは贅沢ですか?」というご相談をいただきました。
お悩み相談
同棲当初の性生活よりも減ってしまった
こんにちわ。私は、結婚4年目になる29歳の女性です。主人は31歳です。主人とはタイミングもあり、知り合って何ヶ月かで同棲し、1年4ヶ月で結婚しました。
同棲当初は、夜も毎晩のように愛し合えていたのですが、半年も経たずに1週間に1度あるかないかの回数まで減ってしまいました。
最初は「少ないなぁ」と思っていた程度でしたが、結婚してからは1ヶ月に1度あるかないかの頻度にまで減ってしまいました。
私は決して性的欲求が強いわけではありませんが、主人のことが好きなので、好きな人とは自然にセックスしたいと思っています。せめて1週間に一度はしたいと思うのは贅沢でしょうか?
夫「疲れてるから仕方ないじゃん」と愛されているか不安
決して冷め切っているわけでもなく、一緒に仲良く暮らしており、夫婦関係はベストだと思っています。何度も主人に話をして「愛しているから愛されたい」と訴えましたが、一向に改善されていない状態です。
「疲れてるから仕方ないじゃん」という一言が返ってくるだけです。夜に関して言えば、どんどん冷めていくばかりのように感じ、不安でたまりません。
私が不在の時には、エッチなサイトやビデオを見ているようですが、今までの男性経験ではこんな悩みを持ったことがなかったので、不思議を通り越して、怒りを感じ始めています。
でも、夫婦にとって「たかがセックス、されどセックス」だと思いませんか?
ここ何年かは私から誘うばかりです。じっと我慢して、彼がいつ誘ってくるか試してみようと思いましたが、生理前などはどうしてもしたくなってしまいます。何か良い対策方法を教えてください。
ご相談への回答
「しょうがない」とセックスを我慢する=レスへの一歩
恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。
そらさん、「週1回はして欲しい」という希望は贅沢ではないと思いますよ。
「仕事で疲れている」という言葉は、誘いを断る常套句です。これは、妻側が「育児で疲れている」「私も働いているから朝起きれない」と言って断るのと同じで、相手を黙らせてしまう言葉です。
この流れは、「不可抗力 → しようがない → あきらめて寝る → プチセックスレス」と進んでいくものです。夫婦仲円満を目指す三松にとっては、寂しい行程です。
そらさんのように、夫婦関係はベストで話し合いもしているけど、実は不安や我慢、そして怒りが積もっている場合もありますね。そらさんも最後には怒りを感じているようです。
アエラで特集された「仲良しだけどセックスレス夫婦」に三松もコメントしましたが、カウンセラーの方も「傷つくのが怖いからセックスレスでも怒りを表現しない」と指摘していました。これは同感です。
夫婦仲が壊れるのを嫌って本音を隠し、「疲れてるんだからレスでもしょうがない」と「ショウガナイ我慢」が出ている気がします。このパターンでは寝室では波風は立ちませんが、「ショウガナイ我慢」は夫婦どちらかの心に「気づかぬ怒り」として溜まってしまうのではないでしょうか。
では、この「ショウガナイ我慢」をどうすれば打破できるのか、考えてみましょう。
レスをはじめとする性のお悩みは「オトナの保健室」へご相談ください
「オトナの保健室」での相談なら、LINEチャットを通じて気軽に話をする感覚で悩みを打ち明けることができます。専門的なサポートで、あなたが前向きな一歩を踏み出すお手伝いをいたします。
どうぞ一人で抱え込まずに、私たちに頼ってくださいね。
過去のご相談事例
性の専門家がお悩みに寄り添います
-
相談: 50歳。濡れにくくなりセックスが楽しめなくなりました【鍼灸師えみすけが答える性のお悩み相談】
-
相談:大陰唇が他人よりふっくらしているのが恥ずかしいです【女風セラピスト・TAKAHASHIが答える性のお悩み相談】
-
相談:彼が早漏でぜんぜん満足できません!【セクシー男優・森林原人が答える性のお悩み相談】
-
相談:夫がセックスは子作りのためにすればいいという考えでセックスレスです【女風セラピスト・哀田剛が答える性のお悩み相談】
-
相談:彼が無職になってからセックスレスになりました【三松真由美所長のお悩み快刀乱麻】
-
相談:いろいろ体位をためしますが中イキできません【女風セラピスト・ミズキヒカルが答える性のお悩み相談】
※匿名でお悩みをご相談いただいたご本人に許可をいただいて掲載しています。