専門家が皆さまの性・心と体・パートナーシップに関するお悩みにお答えします
近しい悩みを持つ皆さまの一助になるよう過去に寄せられたお悩みをご紹介します。
※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を保ち、内容を一部変更してご紹介しています。
今回は、らぶさん(43歳の女性)から「うちはラブホテル経営をしています。夫がタフでセックスが大好きなんです。濃厚なセックスにわたしは身体が持ちません。限界です。エクスタシーは1度しか得られないので、いったふりをすることに罪悪感を感じています」というご相談をいただきました。
お悩み相談
幸せな結婚生活とセックス好きの夫
43歳のらぶと申します。私は5歳年下の夫と、2人の子供がいます。皆さんのお悩みとは少し異なるかもしれませんが、最近、今のままで良いのかと悩むようになりました。それは、夫とのセックスのことです。
結婚して40歳で夫との間に娘が誕生し、私が連れてきた息子との関係もとてもうまくいっています。幸せな日々を過ごしているのですが、夫がセックスをとても好むことに悩んでいます。
ラブホテル経営と夫のセックスライフ
夫は自営業で、ラブホテルを経営する父の跡を継いで一緒に仕事をしています。自宅がホテルのすぐそばにあるため、夫は暇なときに家に帰ってきては「セックスしよう」と言ってきます。しかも、その行為がすぐに終わることはまれで、大体2時間前後続きます。
夫は、夜もセックスを求め、次の日も続けます。もし一週間セックスをしないと、夫はすごく不機嫌になります。私はセックスが嫌いではありませんが、深夜1時頃から始まる長時間の行為は、次の日に影響が出てしまいます。朝早く起きて息子のお弁当を作り、娘を保育園に連れて行き、自分の出勤準備をするのが大変です。
イッたふりをする罪悪感
何よりも、セックス中にいったふりを何度もしなければならないことに罪悪感を感じています。今さら夫に「いけてない」「嘘だった」とは絶対に言えません。確かに夫のテクニックには満足しているのですが、私は一回いけば満足し、それ以上はなかなかエクスタシーを感じることができません。しかし、夫はまだまだ続けたがり、私を満足させようと努力してくれます。
セックスレスの同世代と比べると、十分幸せな状況だと思いますが、このまま一生続くのかと思うと、うんざりしてしまいます。家だけではなく、ラブホテルでもセックスを求められることが多く、拒むと夫との仲に溝ができてしまいそうで、言い出しにくい状態です。
夫のセックスに何度も答えられるようになるには?
夫はセックス以外にも趣味でギターを弾いたりしており、特にそれだけが生きがいというわけではありません。ただ、本当にセックス好きでタフなだけなんだと思います。この悩みは、他の人から見れば贅沢なものなのでしょうか?
女性はエクスタシーを何回も迎えることは可能なのでしょうか?また、セックスに強くなるにはどうしたらいいのでしょうか?私は体力の限界が近づいていると感じています。この相談所にしか相談できない悩みなので、ぜひアドバイスをお願いいたします。

ご相談への回答
セックス好きの夫と楽しい夫婦生活を送るには?
恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。
らぶさん、たしかにセックスレスで何年も夫に触れられていない妻たちからすると、「そんなことってあるの?」というくらい、想像を絶する寝室事情です。しかし、考え方は人それぞれです。セックスに対して「もうカンベンしてちょうだい」と悩む女性たちも少なくありません。この相談所にはセックスレスの案件が多数寄せられますが、逆の悩みもあることを忘れないでください。
女性がセックスに強くなるためには?
らぶさんが身体的に辛いことや達することができないことに悩んでいるとのことですが、女性がセックスに強くなるにはどうすればいいかという質問に対して、まずは「バランスの良い食事・快眠・適度な運動」という健康の基本を忘れずに行いましょう。
オルガズムの悩みについて
オルガズム問題について、私が調査した結果、完全に得ることができると回答した人は31.7%に過ぎませんので、心配なさらないでくださいね。結婚年数が長くなるにつれてオルガズムを得る確率は上昇し、回数が多くなるほどイキやすくなるという見解です。
身体が辛いときは夫に伝える
らぶさんのように疲労困憊では、良いオルガズムは得られにくいでしょう。身体が辛いことは、夫に優しく伝えましょう。「愛している」という気持ちを込めて伝えれば、誤解を避けられるでしょう。それで怒るのであれば、夫は妻の気持ちがわかっていないのですから、日頃の関わり方から軌道修正が必要です。
また、セクスィーな妄想を高めるイメージトレーニングも重要です。ひとりエッチの方法も様々ですので、ぜひ試してみてください。
レスをはじめとする性のお悩みは「オトナの保健室」へご相談ください

「オトナの保健室」での相談なら、LINEチャットを通じて気軽に話をする感覚で悩みを打ち明けることができます。専門的なサポートで、あなたが前向きな一歩を踏み出すお手伝いをいたします。
どうぞ一人で抱え込まずに、私たちに頼ってくださいね。
過去のご相談事例
性の専門家がお悩みに寄り添います
※匿名でお悩みをご相談いただいたご本人に許可をいただいて掲載しています。
