【お悩み相談】夫は義務的なセックスに飽きている…本格的にレスになりそうで怖い

専門家が皆さまの性・心と体・パートナーシップに関するお悩みにお答えします

近しい悩みを持つ皆さまの一助になるよう過去に寄せられたお悩みをご紹介します。

※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を保ち、内容を一部変更してご紹介しています。

今回は、ゆうさん(26歳の女性)から「主人は、私に、私とのHにあきているんです。義務のセックス。誘ってくれるのを待ってたら立派なレスになりそうで怖いです」というご相談をいただきました。


お悩み相談

日に日にセックスの頻度の減少

初めまして。26歳の主婦です。主人は30歳で、子供はいません。結婚して2年が経ち、夫婦仲はとても良いと思います。

付き合っているときはほぼ毎日のようにセックスしていましたが、結婚してから回数が減りました。最初のうちは私も気分が乗らなかったりして断ったこともありましたが、だんだんとおかしいと思うようになり、ついに4ヶ月間セックスしなかったこともありました。

そのころ、他の女性(出会い系かも)に目が行っていたのかもしれません。いろいろと揉めましたが、なんとか乗り越え、自分自身もいろいろ考えさせられました。その後、セックスの頻度は2週間に1回から最近では1週間に1回ほどに戻ってきました。

セックスの内容に対する不満‐義務的で楽しくない

問題はセックスの内容です。主人のセックスが義務のように思えて仕方ありません。誘うのはほとんど私からで、始まってもディープなキスはなし。私が口でしても反応は薄く、「気持ちいい?」とか「どこがいい?」と聞いても「うん、全部」で終わりです。肌を重ねて幸せを感じますが、もっとお互いに気持ちを高め合ってセックスしたいのに、終わってからむなしくなります。

以前、セックスの回数が少ないことで話し合ったときは、「疲れてるから週末に」とか「そんなに少ないとは思わないけどなあ」と、のらりくらりとかわされている感じでした。内容に疑問を感じてからは、積極的に迫ったり、セクシーな下着をつけてみたり、ルームライトを置いてみたりしましたが、効果はありません。

普段はキスやハグを毎日しょっちゅうするし、テレビを見るときはくっついて寝るときは抱き合って寝ます。感謝の気持ちを伝える会話もあり、満足していますが、テレビでパートナーシップの心理学についてやっているのを見たとき、主人が「結婚して家族になったら、独身のときより回数が減るのはある程度普通やと思う。いつでもできるっていう安心もあるし、家族として見てるのもあるし…」と言いました。

女性として見られていないのが辛い…

私はもう女性として見られていないのかとショックを受けましたが、言えませんでした。主人は私に飽きているのだと思います。どうすればまた新鮮な気持ちを持てるようになるのでしょうか?ホテルに行ってみる?と誘っても「家でできるのに?」と言われます。誘い方が直接すぎるのでしょうか?

私から誘いすぎるのも良くないと思いますが、誘ってくれるのを待っていると立派なセックスレスになってしまいそうで怖いです。長い文で失礼しました。何かアドバイスがあれば、ぜひお聞かせください。


ご相談への回答

夫から再び女性として見られるようになるには?

恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。

ゆうさん、26歳の若さでこの悩みですかっ。40代、50代、60代の熟女主婦はどうすればいいのやら(笑)。

結婚後、妻が女性として見れないのは当然‐覆すチャンス

「結婚後、家族になったら女性として見えなくなる」これは当然の成り行きです。しかし!あえてそれを覆すことに私のミッションがあります。

ゆうさんの家庭では1週間に1回。これを理想とする人もいれば、「そんなに愛されているゆうさんは、幸せな妻だ」と感じる人もいます。三松としては「20代でそれはないわなあ、もっと抱いてよ、夫ー」という気持ちです。つまり、セックスの回数は人それぞれ、夫婦それぞれなので、あまり気にしないでください。

ゆうさんの嘆きは「質」にあります。女性はロマンティックを求めるタイプが多いので、ゆうさんはまさにその一人です。「ほの暗い照明の中で、お花の香りに包まれて、ゆっくりと愛されたい」のです。ボディラインも褒めて欲しいし、ランジェリーも優しく脱がせて欲しい。しかし、それが妻に伝わらず…。

夫婦のコミュニケーションの改善策

こんな場合は、恥ずかしがらずに言っちゃっていいんじゃないですか?まだ若いピチピチの妻ですから、それで夫が引いてしまうことはないでしょう。

結婚10年くらい経つと「奥さんが勝負下着をつけていて、思わず引いた」という亭主も現れますが、主婦の皆さまは年相応に、身体相応に挑発技を磨きましょうね。


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どうぞ一人で抱え込まずに、私たちに頼ってくださいね。

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この記事を書いた人

恋人夫婦仲所長。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。著作、講演、メディア取材多数。NHK離婚特集番組、セックスレス問題を考える番組等に出演。