専門家が皆さまの性・心と体・パートナーシップに関するお悩みにお答えします
近しい悩みを持つ皆さまの一助になるよう過去に寄せられたお悩みをご紹介します。
※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を保ち、内容を一部変更してご紹介しています。
ご相談内容
彼への執着を捨てるのはやっぱり難しいです
先日、彼がまた私にひどい言葉を言ったのが引き金となり、ビジネスパートナーを解消することになりました。しかし、彼が「もうひどいことは言わない、優しくするようにする、仲良くやっていけるように努力するよ」と言ってくれたので、また元に戻ってしまいました。
彼の言葉に揺れる私
彼は「将来はどうなるか分からないけれど、今だけなら君を受け入れてもいい」と言いました。ただ、自分はいろんな人と個別に関わっていきたいから、諦めるのが後になればなるほど君が深い傷を負うことになるとも言うのです。客観的に見るとこんな理不尽な話はないと思いますが、それでもいいから彼に愛されたいと思ってしまう自分もいます。それぐらい彼と私は濃い時間を過ごしてきました。
彼のひどい言葉の数々
今まで彼には沢山優しくしてもらいました。しかしそれと同じくらいひどいことも沢山言われました。一例を挙げれば、
- 「(ケンカした後に)やっぱりあなたとは個人的に関わりたくないと思いました。」
- 「(前の会社の上司や部下だった)〇〇さんや〇□さんもあなたのことを生理的に受け付けないと言っていました。」
- 「あなたからメールが来ると手が震えるくらいの拒絶反応を覚える」
- 「学習能力がない」
- 「憎悪すら覚える」
- 「君が不細工だったら好きになれって言われてもムリだから」
- 「奇跡でも起きない限り君を好きになることはない」
- 「映画や食事はつきあってもいいけど、ディズニーランドは彼女と行きたいからダメ」
など、こんな言葉をこれでもかっというくらい繰り返し言われます。
彼との関係の繰り返し
それでも「そんなに私のことが嫌いなら近づいて来なければいいじゃない!」、「もう電話もメールもしないから!」と私がいうと、彼は「いや、そういうんじゃないんだけど…」と言い、「ひどいことを言って悪かった」、「あの時は自分の精神状態も最悪だった」、「自分は神経質だから」、「君がいないと(仕事上)困る」、「君の態度にも問題があったから、50/50だと思う」などと言い、もとのさやに戻そうとします。
こういう話合いを何時間もしていると、彼がこれだけ時間をかけて私に優しくしてくれるのだから、もうちょっと一緒にいてもいいかなと思ってしまうのです。そしてしばらくは彼も私に気を使って、私に優しくしてくれ、ちょっと素敵なお店に連れて行ってくれたりもします。でまたしばらく経つと冷たくなって、またひどいことを散々言われます。
自分を失っていく私
彼と私はよく考えるとこの繰り返しなのです。そうこうしているうちに、彼の発したひどい言葉の数々が私の心の中にしっかりインプットされてしまい、どうせ私なんかダメなんだと思うようになり、どんどん疲れて自分を失っていきます。彼の心情もよく分からなくなってしまいました。最近彼といても素直に笑えないし、おもしろくもないのです。
彼に執着してしまう理由
それなのに彼に執着してしまう、これってなんなのでしょうか。電話のカウンセリングを受けたら彼にはモラルハラスメントの気があると言われました。彼はいったい何を考えているのでしょうか。もう分からなくなってしまいました。
ご相談への回答
相談者さんへのメッセージ
相談者さん、こんにちは。今、とても辛い時期を過ごしているのですね。相談者さんが「私」を取り戻すために、とても大切な時期に来ているのではないかと思います。
彼から出てきたひどい言葉の数々も、ここに書くのにはためらいがあったでしょう。勇気を出して書いてくれたこと、嬉しく思います。
彼の二面性について
冷たい彼と優しい彼のお話を読むと、彼の心の中にも様々な問題があることを感じます。相談者さんが書いてくださっているように、彼には何か自分の気持ちを抑えて溜めるところがあるようです。それが爆発するときが冷たい彼になるときなのでしょう。そして爆発してしまったあと、彼は相当の自己嫌悪を抱えているはずです。
その自己嫌悪を解消するために優しい彼になるのですが、そこで我慢がまた次の冷たい彼を作ってしまうのかもしれません。これは相談者さんが原因なのではなく、彼自身がこれまでの人生で作ってきたパターンであり、彼個人の問題です。
相談者さんの気持ち
相談者さんには、彼に愛されたいという気持ちももちろんですが、こんな二面性を持つ彼を助けてあげたいという思いも少なからずあったのではないでしょうか。事業のことにしても、恋愛のことにしても、相談者さんが彼を幸せにしてあげたいという気持ちがあったと思います。
「助けたいのに、助けられなかった」この気持ちは時として、「愛されたいのに、愛されなかった」という気持ちよりも痛いものです。相談者さんが今感じている「離れられない」というのは、どちらかというと「彼を助けられなかった自分」を感じたくないからなのかもしれません。
自分を認めることの大切さ
助けたいというのは、愛がなければ思いませんし、そう思える自分というのはそれだけでとても輝いています。でも、時には「自分の力では助けられない人」もいるんですね。これを認めるのはとても辛いことです。とても残念なことです。助けようとしていた今までの時間が無駄になってしまったようにも感じます。
今、相談者さんに必要なのは、「自分の力では助けられない人もいる」ということを認めることだと思います。そして、「でも、私はこれまで彼を愛そうと、助けようとがんばってきたよね」というところを認めてあげてください。相談者さんには、相談者さんしか持っていない力があります。相談者さんにしか助けられない人がいます。そしてそれは、残念ですが、彼ではなかったということだと思います。
もう、「私の力」を取り戻し、自分を大切に扱ってあげる時期に来ていますよ。
自分を失わないために
>そうこうしているうちに、彼の発したひどい言葉の数々が私の心の中にしっかりインプットされてしまい、どうせ私なんかダメなんだと思うようになり、どんどん疲れて自分を失っていきます。
この部分がとても心配です。温かいコメントをくださるおとなりさん達も、相談者さんが自分を失ってしまうこと、相談者さんご自身の輝きを失ってしまうことを一番心配していらっしゃると思います。
事業継続について
彼と事業継続で同意したとのことですが、彼も冷たい彼が出てこないよう、優しい彼を持続しようとするでしょうから、お互いに消耗することになるかもしれませんね。彼からはしばらく距離をとった方がいいのではというのが、私が感じることですが、現実には事業をどうするかという問題も絡んでなかなか折り合いがつかないのですよね。
期限を設ける提案
相談者さんの中だけで、期限を設けてはいかがでしょうか。(彼には言わずに)一、二週間でも十分かもしれません。その間に、彼からひどい発言があったり、相談者さんがもう無理と一度でも思ったら、もう一度パートナー解消の話をしてみてはいかがでしょう。
応援しています。
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過去のご相談事例
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※匿名でお悩みをご相談いただいたご本人に許可をいただいて掲載しています。




