トキメキの専門家が皆さまのお悩みにお答えします
過去に寄せられたお悩みをご紹介します。同じようなお悩みを持つ皆さまの一助になれば幸いです。※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を持ち、内容を一部変更してご紹介しています。
今回は、ミキさん（41歳の女性）から「結婚して１５年になりますが、主人とはセックスが合いません。さびしさが心のどこかにいっつもあって、時々泣きたくなります。 私はこのまま我慢するしかないのですか？」とご相談をいただきました。
お悩み相談
触れられるのが嫌いな夫にどこか寂しさを感じる
私は41歳で、10代の男の子が2人います。主人とは職場結婚で一緒になり、彼も40代です。結婚して15年になりますが、主人とはセックスが合いません。彼の方から求めてくることは結婚当時からほとんどなく、そうしたい時には、いつも私の方から彼のお布団に入っていって…という感じです。
日ごろから、彼が私にタッチしてくることはほとんどありません。でも、私は寂しがり屋なので、彼が寝転んで新聞を読んでいるときに、側に寝転がったりしてくっついたりします。彼もそれは嫌がらないのですが、無関心という感じで…。
私は髪を撫でられることが好きなのですが、彼は撫でられるのも撫でるのも嫌いらしく、私が手を伸ばすと嫌な顔をするので、とても寂しくなります。
夫本位のセックスに不満を感じたことから浮気も…
セックスは彼本位で進みます。私もしてほしいことがあるのですが、それを伝えても、「俺はあそこの匂いが好きじゃないし…」と取り合ってくれません。彼も私が丁寧に彼自身を扱うのを喜ぶのですが（私も嫌ではないのですが…）、彼は私に対してはしてくれないので、「じゃあ私もしてあげない」と言うと、「じゃあ、俺にもしなくていいよ。」という感じです。
私は結婚してから一度だけ浮気をしてしまいました。その時に、だんなとは違う快感を味わってしまったのです。でも、だんなはその行為は好きではなく、譲歩もしてくれません。セックスの回数は2～3ヶ月に1回という感じで、それもだんながしたいようにして終わるというもので、心にも体にも不満があふれそうです。
父親としては良いけど淡泊な面に心と体が満たされない
ただ、父親としてはとても良い人で、浮気も結婚する前も結婚してからも一度もしたことはないのでは…（願望もあまりなさそうで…性的に淡白みたいです）。でも、私はセックスで喜びを分かち合いたいというのもあるし、疲れていてできなくても一緒のお布団で寝たり、隣に座ってテレビを見たりしたいのですが、とにかく彼はひとりでゆっくりしたいと言います。
でも、寂しさが心のどこかにいっつもあって、時々泣きたくなります。友達は「体だけが合わないなら、浮気するしかないよ」と言いますが、私はモテないし、そう簡単に知らない人と寝るわけにも行かないですし…。夫を人間としては尊敬しているけど、なんかイマイチ心と体が満たされないという方、いらっしゃいますか？
すずねさん、私はこのまま我慢するしかないのですか？
ご相談への回答
性の不一致は夫婦仲に影響する…どう向き合うべき？
恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。
ミキさん、泣かないでくださいね。「性の不一致」を抱えるご夫婦は、すごくたくさんいらっしゃいます。セクシャルな行為が苦手とか嫌いという男性もいれば、女性もいますので、そんな2人が結婚した場合は、数年後にひずみが出てきてしまいます。
でも、それが原因で「はい、離婚」とは簡単にいかないのです。要は、「性の不一致」に対して、いかに歩み寄る姿勢が見られるか、ということです。そんなもん、死ぬまで向き合わん！というご夫婦もいますから…。
淡泊な夫は無理に誘っても動かない…でも夫の断り方はNG！
ミキさんの夫は、もともと淡泊で、行為自体がお好きではないので、無理に誘ってもダメなタイプですよね。ミキさんは、だめもとでも、ご自分から誘ったり、願望を伝えているので偉いです！問題は、夫の断り方ですね…大人げない…。
露骨に嫌な顔をしたり、「好きじゃない」と言ったり、そっけなすぎたり…。これでは、ミキさんもいたたまれない気持ちになるでしょう。上には上がいまして、「淫乱！外でしてこい！」と怒鳴る夫もいますので、ミキさんのところは、まだましだと思いながら、取り組み方を考えましょう。
性の不一致は心身に悪影響、離婚も視野に考える
ミキさんは、夫を尊敬していますが、「泣く」「我慢する」という感情が頭をもたげてきています。これが継続すると、精神的にも、美容にも悪影響です。
「はい、離婚」とすぐには切り出さないものの、ミキさんのマイナスな感情を消滅させるために、「離婚」を踏まえて、夫と向き合って見る覚悟も必要です。
年を取ったときの自分を想像してみて！
もちろん、そのままおばあちゃんになるまで我慢し続ける主婦の方々もたくさんいます。そうした主婦の方々は、その代わりに、経済的に安定した生活、世間体、老後の安心を手に入れたと割り切っています。
あの世に行く直前に「割り切って我慢したから、まあいいか」と思うか、「スッパリ別れて自由になった！」と思うか、「新しいパートナーができて心も性も満たされたわ」と思うか…人それぞれです。
ミキさんは、どうですか？年を取ったときの自分の心境を想像して、動き方を考えてみてください！
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