今回は、くみねぇさん（40歳の女性）から「主人が職場の１０歳年下の女性と携帯メールでやりとりしています。’チューできなかったのが残念だけど’　のような非常識な内容。二人にガツンとクギを刺して、非常識を改めさせたいですが、静観した方がよいのでしょうか」というご相談をいただきました。

携帯にあったメールの発覚

ワタシと同じような体験をされた方、どうやって克服したか…などを調べているうちに、相談所サイトに辿り着きました。

私は40歳の会社員、主人は43歳で、結婚15年目になります。子供がいますが、主人は単身赴任中です。

3年ほど前、主人が前の職場にいた頃のことです。当時の同僚女性（独身で10歳くらい年下）から送られたメールを見てしまいました。

その内容は、「おつかれ〜 今帰った。今日は楽しかった〜 ○○（主人の名前）ももうそろそろ着いたかな？」というものでした。

メールの違和感を夫に事情を聴いた

私が気になったのは、上司でもある主人を呼び捨てにし、タメ口で文章を書いていること、そして、とても遅い時間に送られたことです。

私は会社員ですが、こうしたメールのやり取りをする習慣がないので、どういうシチュエーションなのかと疑ってしまいました。

主人に勝手にメールを見たことを詫びて、事情を聞きました。主人は「皆で飲んだ帰りのことだし、やましいことなんか絶対あるわけない！」と笑い飛ばしました。

彼女はもうすぐ結婚して退職すると聞いていたので、あまり気にしませんでしたが、「ちょっと非常識だよね。これからは相手の状況を考えてメールするように伝えて！」と伝えました。

再びメールを見てしまう…

それからしばらくして主人は今の職場へ転勤しました。私はお付き合いは途切れたかと思っていましたが、先週、久々にまた主人の携帯を見てしまいました。

例の彼女宛に主人が送ったメールが残っていました。内容は「酔っ払いです。今帰った〜 今日は○○（彼女の名前）と久しぶりに酒（絵文字）が飲めて楽しかったぜ！チューできなかったのが残念だけど それは今度ね（顔文字）」というものでした。

私はわが目を疑い、とても傷つきました。今回は主人のほうが驚くような言葉を使っているので、彼女に執心しているのではと思ってしまいました。

再度、夫に確認すると…

夜中でしたが黙っていられず、再び事情を聞きました。主人は、彼女が出張で自分の勤務地に来たので、誘われて一緒に飲んだと言い、二人きりではなかったと言います。

彼女の結婚は白紙になったが、元来、彼女は人なつこく人気があり、誰にでもタメ口なメールをするような人だと言いました。主人は「今も、これからも彼女と友人以上になることはない。浮気はしていない」と言いました。

私が「こんなメールを送ったら冗談じゃ通じなくなる。今度こんな事するときは私と離婚してからやって！」と泣きながら叱責しました。主人は「別に普通だと思ってたけど…オマエの気分が悪くなるのはわかる。ごめん。」と謝りました。

私の不安と今後の対策

主人が「心の浮気」をしているのではと感じていますが、彼女が「ただの仲良しの飲み仲間」ならそれはそれで良いとも思います。ただ、主人のメールの使い方には非常識さを感じます。

彼女へ「こういうメールはやめてください」と伝えるべきか、このまま静観したほうが良いのか悩んでいます。主人は今週末は「仕事するから」と帰ってきませんでしたが、来週は帰ってくるでしょうし、どう接したらいいか悩んでいます。

私もこれまで、あまり主人とメールで交流していなかったことを反省し、最近は携帯メールで日々の出来事を簡単に知らせていますが、返事はありません。

主人のことは今でも愛していますし、離婚する気もありません。すべて私の勘違いであればいいのですが…。長文で失礼しました。

夫の浮気疑惑メールにどう対処する？円満解決するコツ

恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。

くみねぇさんとは何度かやりとりをしました。くみねぇさんの夫を愛している気持ちが伝わってきます。その愛する気持ちを大切にし、自分を誇りに思いましょう。

夫のことを愛せない妻たちが多い中で、くみねぇさんはその愛を自慢できますね。

夫には悪気はないようですが、結果的にくみねぇさんを悲しませている点は改善の余地があります。しかし、そこまで詮索しなくても良いのではないかと思います。

他人のメールは読んではいけない

他人の携帯メールを読んではいけません。信頼していないことが明白になり、逆効果です。静観してみてください。嫉妬深い妻、うるさく言う妻、メールを見る妻は夫に嫌がられます。

その後の反応‐見守る決心がついた

なぜ携帯メールを覗くのか聞いてみると、「ただ妙にその日は主人の携帯が気になった」とのことでした。次に、夫はなぜ若い女性とケータイメールをするのかと聞くと、くみねぇさんは「自分がまず『マメ』じゃない」という点を反省し、今後はもっと大きな心で見守っていくと答えました。