【お悩み相談】夫が職場の女性とダブル不倫。離婚危機だけど夫婦仲を改善したい

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トキメキの専門家が皆さまのお悩みにお答えします

過去に寄せられたお悩みをご紹介します。同じようなお悩みを持つ皆さまの一助になれば幸いです。※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を持ち、内容を一部変更してご紹介しています。

今回は、パンダさん(25歳の女性)から「夫が転職した職場のパートの女(夫子持ち)とダブル不倫しています。昨日、浮気相手からの電話に出る夫に怒りをぶつけてしまいました。夫からは離婚を言い出され、どうしたらいいでしょうか」というご相談をいただきました。


お悩み相談

結婚1年目で夫の行動に違和感

結婚してまだ1年です。昨年末に夫が転職した職場のパートの女(夫子持ち)とダブル不倫しています。それまでは飲み会にも行かず、家で私のご飯を食べるのが好きと言ってくれていました。それが急に飲み会によく行くようになり、しだいに朝帰りまでするようになりました。

夫の浮気発覚

浮気なんて疑った事もなかったのですが、携帯代も以前の3倍になり、否定してくれる事だけを信じ、夫に「浮気なんかしてないよね?」と聞きました。夫の返事は「いつからそう思ってたの?」と言って、「疑う君とは一緒にいれない」と言われました。その時は疑われて傷ついてしまったんだと思い私から謝り、仲直りしました。

しかし、夫の行動がおかしく、携帯を見てしまいました。浮気していました。ショックで食事もできず、眠ることもできない日々が続き、夜出かけるという夫に「行かないで」と言ったら、夫はその時の私の顔をみて、すぐに顔をそむけ出掛けてしまいました。

浮気発覚後の夫との関わり

それからしばらく帰ってはくるものの、私の顔をあまり見ない、話さなくなりました。私は家事を頑張り、自分の身なりを夫の好みに変え、暗い顔をしないように努力しました。顔をちゃんと見て話したり、浮気相手と会わない時に私を外に連れ出したりするようになりました。

でも、心ここにあらずという夫の気持ちが伝わり、辛いです。そして、昨日浮気相手からの電話に出る夫に怒りをぶつけてしまいました。とうとう、夫が別れた方がいいと言ってきました。私は「その答えを出すのはまだ早い。もっと話しあいたい」と伝えました。

夫は「じゃぁこのままで生活できる?俺はどこで休めるの?」と言って寝てしまいました。この時にも浮気はしていないと言いました。

夫の浮気の原因

浮気原因としては、私の金銭感覚がまだ独身の時のままで夫に甘えていた(夫の前職は給料が安く、切り詰めていたようです。転職して大幅にアップしました)。私も正社員で働いているからといって、(夫に)家事を手伝ってときつく言っていた。その事に全く気づいていなかったのです。

とうとう、別れという言葉を言わせてしまった今、私はどうしたらよいのでしょうか。どうか、よろしくお願いします。


ご相談への回答

ダブル不倫してしまった夫と今後夫婦円満になるには

恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。

パンダさん、なるほど、お若いご夫婦ですね。家事を頑張り、暗い顔をしないようにしているのは、とてもいいことですが、結婚して1年間、パンダさんはそれをしていなかったのでしょうか。夫がパンダさんの顔を見ない、「俺はどこで休めるの?」というセリフを言うというところが引っかかります。

浮気原因は双方にある

夫の浮気原因の半分は妻にありというのが、私の持論です。パンダさんは、この浮気問題が発覚してから、家事を頑張ったり、金銭感覚を考え直したということですね。その頑張りは、まだ夫には伝わっていないのではないかと察します。

まず、男性は携帯を覗かれることは絶対不愉快です(浮気は棚にあげておいて)。また、電話で話している最中に怒鳴り散らされるのは最高に不愉快です(相手が浮気相手であれ、誰であれ)。

夫が浮気をしてしまった問題を考え、受け止める

パンダさんは、まず夫が浮気しているから悪いという前提に立たず、この1年間、ほかの女性に夫が向いてしまった根深い原因を徹底的に直すことが必要かと思います。「俺はどこで休めるの?」という言葉を重く受け止め、まず居場所をつくる姿勢を貫けば、もう一度冷静に話し合えるはずです。

いまは、オロオロせずに、腹をすえて、だんな様の居場所作りに努めてみてください。さて、だんな様は、夫子持ちの女性に惹かれてしまっています。ダブル不倫と世間では呼ばれています。

ダブル不倫は周りを不幸にするもの

私は恋は状況関係なく、突然始まるものという考えですので、恋した相手が既婚者だったのは、偶然の不幸だと思います。今回は、夫自身も既婚というところがさらに不幸です。

既婚者同士の恋は、周りに迷惑をまき散らしますので、よほどの覚悟がない限り、完遂できません。お互いに離婚して、結ばれて幸せになるか、失楽園になってしまうか。ここに結婚の理想と矛盾がジクジク戦い続けるわけです。

結婚という契約は、その日、世界一幸せなカップルをつくっておいて、時間がたつと、人を困らせ、怒らせ、泣かせ、苛立たせ、というマイナスな感情を引き起こす場合が多々あります。結婚によって、魂は大人になってゆく…やはり哲学です。

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恋人・夫婦仲相談所 所長

性愛コミュニケーター/AV男優

ジェンダリスト

弁護士

愛のムチ恋愛コーチ

千葉大学大学院医学研究院泌尿器科学特任助教

助産師/保育士/心理カウンセラー/著者

女性への性の悩み相談室mutsugoto運営

女風セラピスト


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この記事を書いた人

恋人夫婦仲所長。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。著作、講演、メディア取材多数。NHK離婚特集番組、セックスレス問題を考える番組等に出演。

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