専門家が皆さまの性・心と体・パートナーシップに関するお悩みにお答えします
近しい悩みを持つ皆さまの一助になるよう過去に寄せられたお悩みをご紹介します。
※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を保ち、内容を一部変更してご紹介しています。
お悩み相談
前回までのご相談
以前、住んでいた場所で市の窓口に連絡したが返事がなく、他人を家にあげるのが苦痛でサポートを受けられないという相談をさせていただきました。
市の窓口に頼れない理由
間が空きましたが、アドバイスありがとうございました。思わず涙が出ました。
以前、住んでいた場所で市の窓口に連絡したことがありましたが、一切返事がありませんでした。それ以来、期待していません。
訪問して話を聞いてくれるサポートもあるようですが、私は他人を家にあげるのが苦痛です。
幼稚園のママやご近所さんの噂
幼稚園のママやご近所さんの噂になるのではないかと、市の窓口には頼りたくありません。
私が鬱だと幼稚園の先生に相談したことがあるのですが、先生から漏れたのでしょうね。他のママ達の噂になっていました。悲しいです。
子どもは楽しく過ごしているが
子どもは楽しく過ごしていますが、私は憂鬱です。
ご相談への回答
自治体の相談窓口での嫌な経験について
こんにちは、恋人・夫婦仲相談所です。
相談者さん、過去に自治体の窓口に相談した際に嫌な思いをされたことがあったのですね。連絡をしたのに返事がなかったとは、本当に酷い経験でしたね。また、幼稚園の先生に相談した際も、相手が悪かったのかもしれません。詮索好きなママさんはどこの地域にもいますし、困ったものです。
助けを求めることの大切さ
相談者さん、ご自身ではそうは思われないかもしれませんが、今の状況を知ったら、何か力になりたいと思う人は少なからずいると思います。私は、そういった方たちに相談者さんのことを助けさせてあげてほしいと感じます。
「助けさせてあげる」という言い方はおかしいかもしれませんが、誰かの力になれた時、その相手が喜んでくれた時って嬉しいと感じませんか?なので、相談者さんが外に頼ることは、「あなたの役に立てて嬉しい」と思う誰かを作ることでもあるんです。誰かに助けを求めることは決して悪いことではありません。
自治体の窓口への相談をためらう気持ち
確かに、近所に知られたら…という思いで、自治体の窓口への相談をためらうお気持ちはわかります。私も娘の育児でトラブルを抱えた時に、「こんなこと市の窓口に言ったら、自分に×をつけられるみたいで嫌だ」と思ったことがあります。
でも、本当にそうなのか?それは自分の思い込みではないのか?それよりも、今誰かに自分の状況を分かち合ってもらって、少しでも気持ちを楽にさせてもらうことのほうが大切ではないのか?と思うようにしました。
民間のカウンセリングのすすめ
私がこれまで相談者さんに民間のカウンセリングをおすすめしてきたのは、近所などの目を全く気にしなくていい、第三者とのやりとりだからです。結局、私は自治体の窓口は利用していませんが、全く利害関係の無い第三者から、育児中のストレスのサポートをしてもらったり、悩みを吐き出させてもらうということをしています。
自分へのケアの重要性
私のように、他の方の悩みに回答する立場の者ですら、そういった自分へのケアは必要なんです。前は、「こんなんじゃ私ダメじゃないか」と思っていましたが、最近は、「私がケアされた状態のほうが、相談者さんにもいい回答ができるかも」と開き直っています。
人の温かい言葉の力
今の相談者さんの状態でしたら、例えば、食事はある程度調理済みのものを届けてくれる宅配などを利用するのも一つの方法かもしれませんが、やっぱり人の温かい言葉を聞くことが一番必要だと思います。メールでは直接耳に入る言葉ほどの力がないでしょうから、毎回私も歯がゆい思いです。
「もっと辛いって言ってもいいよ」「もっと泣いてもいいよ」と相談者さんに伝えたいのに…。
自治体の訪問サービスの利用
今住んでおられる地域では、訪問サービスがあるとのこと。もしかしたら、「話は聞いてほしいけど、外のほうがいい」と言われれば、どこか自治体の建物の会議室でも空けてくれるかもしれません。基本的に自治体の相談では、守秘義務があるはずですし、幼稚園の先生に相談なさったときのようなことは起こりにくいと思いますよ。
自分を楽にするための具体的な方法
人に頼るのがどうしても怖い時は、「今の状況で自分を楽にするためにできることは何か」をひたすら具体的に挙げてみましょう。お子さん達に断ってしばらく寝かせてもらう、夫が帰ってきたら、交代で相談者さんが外に出て、深夜の空気を吸ってみるなど…。
だらしない自分でもいいじゃないですか。今日も無事に一日が終わったら、それが一番です。
最後に
長くなってしまい、ごめんなさい。お返事は気になさらないでくださいね。また別の話題でも全然構いませんので、必要なときにこちらを頼っていただければと思います。応援しています。
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どうぞ一人で抱え込まずに、私たちに頼ってくださいね。
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※匿名でお悩みをご相談いただいたご本人に許可をいただいて掲載しています。