【お悩み相談】夫は日本人。セックスレスという初めての現状に駄目になってしまいそう

今回は、みなみさん（34歳の女性）から「わたしは日本国籍ではありません。旦那さんは日本人です。セックスレスという現象はこちらではじめて知りました。うちもその状態。このままでは私は駄目になってしまいます」というご相談をいただきました。

私たちの出会いと家族構成‐セックスレスの悩み

こんにちは、いつも楽しく読ませていただいております、みなみと申します。今日は、うちの寝室事情について少しお話しさせてください。

私はアジアのある国の出身で、13年前に日本人の旦那と偶然知り合い、日本に来ました。子供は11歳、7歳、1歳の男の子が3人います。私は34歳、旦那は43歳です。

初めて三松さんのホームページを読みながら思わず涙を流してしまいました。うちはもうずっと前からセックスレスに近い状態です。

「しかし、あまり不満をかかえたまま、長い時間を過ごすと、こんどは、日常のささいなことでプチケンカするようになるやもしれません。」

上記のような三松さんの様々なアドバイスすごく共感しました。旦那も分かってくれたらいいのですが、うちはまさにこの状態です。

セックスレスから夫婦関係が悪化

結婚してから、自分の性格が悪くなった気がします。頭に血がのぼり、掃除機を乱暴に振り回して壊してしまったこともありました。すべてを欲求不満のせいにしたくはないですが、かなりストレスが溜まっています。そんな怒りっぽい私なので、段々と旦那から求められなくなるのも仕方ないかなぁと思います。悪循環です。

旦那とは一度も絶頂を迎えたことがありません。結婚前の彼が上手かったのか、一度あの快感を覚えてしまった私はいけないのでしょうか？旦那はもともとあまり性欲が強くないようです。しかし、夜中に目が覚めると旦那がパンツからアレを出して触っていることが何度もありました。本人は寝ているようなのに…。

私の不満について何度もちゃんと話したつもりですが、旦那も理解していると思います。しかし、改善はできていません。頑張っても頑張ってもできないことって、仕方ないのでしょうか。

妻では満足しない？夫の性癖や性事情からダメになりそう

結婚当時、主人は独身寮から引っ越したばかりで、出勤前に「僕の部屋は片付けなくていいから」と言われましたが、何も考えずにダンボールを開けた時、唖然としました。中には女性の下着が入っていました。新品もあれば、汚れたままのものもありました。処分してもらいましたが、その後もいろんなところから女性の水着やストッキングが出てきました。エッチな本も好きで、普通の雑誌ならまだしも、SMばかりでした。

やはり私ではだめなのでしょうか？問い詰めたら、旦那は「そんなことない」と言いました。私とする時にはそういう傾向は見せませんが、無理をしているのではないかと疑ってしまいます。

新婚当時から夜はあまり立たなくて、大体朝しかできませんでした。最近になって、夜に私が誘っても全くできなくなってしまいました。朝でもいいのですが、子供たちは早起きで、旦那はいつもぎりぎりまで寝ているため、今ではほとんど性行為がありません。あってもインスタントで、下半身だけの状態で3分も持たないのです。

このまま老いていくのは嫌だな…できれば浮気はしたくないですが、このままでは自分が駄目になってしまうと感じています。

日本で結婚して、「セックスレス」という言葉を初めて知りました。周りの私と同じ国籍の夫婦からはそんな話を聞きませんが、日本では多いのでしょうか。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

性欲曲線の不一致は寝室事情に影響してくる

恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。

みなみさん、寝室事情の不一致が実写のように伝わってきます。みなみさんのおうちの、不協和音が聞こえてくるようなお話です。

三松も同じような経験がありますので、みなみさんの掃除機を振り回す気持ちもお察しできますし、浮気願望も理解できます。

（この後、みなみさんとメールのやりとりをしました。）

浮気がいけないことはわかっていらっしゃいますが、夫と頑張ろうとダブルの布団を買ってきたり、みなみさんなりに努力をしていらっしゃいました。みなみさんのお気持ちは次のようです。

「三松さんみたいに新しい夫を見つけないと私は変われないかなぁ…セックスだけの不満で離婚までは踏み込みたくないけど、こんな悩み、どうしたらいいでしょう。性欲がなくなるまで悩むのかなあ。普段明るい私ですが、こんなこと考えるとドン底に陥ってしまいます。」

自立することも視野に入れてみては

三松もこのたびは、頭を悩ませました。

「セックスだけの不満で離婚まで踏み込みたくない」

これは、どうですか？読者の皆さま！寝室事情が悪くて、離婚してもいいんじゃないかと三松は持論を持っていますが…だめでしょうか？

ドン底に陥るくらい、楽しくない生活を認めていらっしゃるので、この際、自立の方向を目指してはどうでしょうか？それでも頑張って、良い寝室事情に持ち込みたいなら、夫の性癖を受け入れるのがよいのでしょうか。

夫と性スタイルが一致していないなら寄り添うか離れるか

きっと夫のお好きな性スタイルが、みなみさんとマッチングしていないのです。

アダルト雑誌で勉強して、ストッキングプレイを試してみるのも一つの方法かもしれません。（三松は真剣にこの問題に答えています。三松も本の執筆のために、いろいろと書籍を揃えました。苦笑）

これは離婚を避ける最後の砦かもしれません。