恋人・夫婦仲の専門家が皆さまのお悩みにお答えします
トキメキは恋人・夫婦仲相談所のオウンドメディアです。恋人・夫婦仲相談所ではパートナーとの関係や性に関するお悩みに認定カウンセラーがお答えしています。ここではこれまでに恋人・夫婦仲相談所に寄せられたお悩みをご紹介します。同じようなお悩みを持つ皆さまの一助になれば幸いです。※個人の特定を避けるために匿名性を持って、ご相談時期等もずらしてご紹介しています。
\ 7日間無料おためし実施中 /
今回は、ちゅうさん(30歳の女性)から「現在妊娠10ヶ月の専業主婦です。不妊治療の末、妊娠。妊娠が分かったころから、元々浮気性の夫は出会い系で彼女を作り複数の女性と関係をもっていました。私がすべてを両方の親にぶちまけたことにより、嫁姑関係も両家もぎくしゃく。子どものために離婚は避けたいです。苦しくて仕方がありません」というご相談をいただきました。
お悩み相談
夫の不倫と女性関係の発覚
私は結婚5年目、初めての妊娠で今妊娠10ヶ月の主婦です。1ヶ月ほど前、出産に向けて仕事も辞めました。今、夫婦関係がうまくいかず悩んでいます。
12月末に、夫が不倫していること、そしてたくさんの女性関係があることを知ってしまいました。しかし、これが初めてではありません。夫は全国転勤のある転勤族です。結婚して一緒に生活してから知ったのですが、彼は転勤先で出会い系サイトを利用し、女性を誘っては関係を持ち、気が合えば彼女まで作っているようです。
過去の発見
私が知った限りでも、今までに1年間に2回のペースで出会い系や女性関係を見つけています。例えば、飲み会の日に帰宅後は絶対にお風呂に入らない夫が、朝方帰ってきてシャワーを浴びたり、酔いつぶれて携帯メールを開きっぱなしで帰宅した際、数ヶ月も付き合っている彼女とのメールやホテルでの待ち合わせを見つけてしまったりしました。
そして、何より悲しいことに、夫の女性関係により私自身も2回ほど性病にかかり、何度も産婦人科に足を運びました。女性関係をやめてほしいことを夫に伝えてきました。その度、夫は私に土下座をして謝り、もうしないと言ってくれます。
子どもを作る決意
このようなこともあり、私も最初の3年は子どもを作るつもりはありませんでした。しかし、転勤をし田舎街に引っ越したことで「浮気をやめてくれたんだ」と安心できる時間があったため、私も子どもがほしいと思うようになりました。
でも1年間子どもができず、性病にかかった心配もあり、不妊治療に通うことにしました。夫も子どもがほしいと言い、協力してくれました。タイミング法で医師に指示された日にたくさんのSEXをする生活が数ヶ月続きました。治療半年で妊娠が分かり、私は幸せでいっぱいでした。
夫の言い訳と私のショック
でも、妊娠が分かったころから、また夫は出会い系で彼女を作り、複数の女性と関係を持っていました。これを知ったのは、去年の年末のことです。年末、忘年会で酔い潰れて帰ってきた夫が携帯を握り締め、メールをして帰ってきた際、出会い系で知り合った彼女(人妻)とのメールを見てしまいました。
『愛しているよ』『最高だったね』と書かれているのを見て、自分だけが子どもができて幸せだと勘違いしていたことを知り、本当にショックでした。子どもがいることもあり、今回はお互いの両親に相談しました。
浮気の状況をぶちまけたら嫁姑関係が悪くなった
しかし、夫の母親は最初は私に謝ってくれたものの、夫が『私へのストレス。妻に何も言えず、居心地が悪い』と両親に言ったため、私のことを嫌うようになりました。うちの両親も心配してくれましたが、夫へのイメージはかなり悪くなりました。私がすべてをぶちまけたことにより、嫁姑関係も両家もうまくいかなくなってしまいました。
夫の言い分は、『私へのストレスである』『常に監視されている感じがして居心地が悪い』『不妊治療の決められたSEXが本当はいやだった』というものです。確かに、結婚して2週間で女性関係を知ってしまい、それ以来、夫をそのような目で見てしまったかもしれません。
現在の状況と私の気持ち
私の性格が悪い、SEXで満足させられない、仕事も辞めて生き生きとできる場がない…そんな自分に自信がなくなり、夫は出張だと言い、週2回ほどしか家に帰らなくなりました。帰ってきても夜遅く、12時を過ぎています。
子どものために離婚は避けたいのですが、子どもに依存してしまいそうで、もっと自分がどうしたいのかを考えなければならないと思っています。まとまらない話ですが、アドバイスをどうかよろしくお願いします。苦しくて仕方がありません。
ご相談への回答
浮気がやめられない夫と今後の選択を考えるコツ
恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。
ちゅうさん、現在、臨月。本来ならママは落ち着いて、赤ちゃんの靴下を編んだり、ベビー用品を揃えたりと、ワクワクしながら過ごす時期です。しかし、絶望的な日々に身を置き、『苦しくて仕方ない』と思っていらっしゃいます。
ママの不安が赤ちゃんに大きな影響を与える
ママの不安はお腹の中の赤ちゃんに伝わります。私も妊娠中、嫌なことがあるとお腹が張って立っていられなくなりました。産婦人科の先生に「お母さんがリラックスしないと」とアドバイスを受けました。ちゅうさんも、年末からずっと不安と夫への不信感を抱えているので、赤ちゃんもつらいでしょう…。
過去の後悔を学び、現在の状況を見直す
ちゅうさん、性感染症を何度もうつされた時点で「この人の浮気癖は治らない」と気づくべきでした。そのたびに土下座をするのは浮気男のパフォーマンスだと察知すれば、子どもがいない時点でスピーディーに別れを決意できたかもしれません。
とはいえ、過去のことを後悔してもしょうがありません。私はあまり離婚を勧めるスタンスは取りませんが、今回ばかりは憤慨しています。もちろん、ちゅうさんにも反省点はあると思います。夫が『ちゅうさんへのストレス』、『妻に何も言えず、居心地が悪い』と訴えていることから、相手にストレスを与える言動をしてしまっているのでしょう。
もし性格が悪いと思うなら修正しましょう。セックスが下手なら、エッチな本を読んで勉強すればいい。仕事を辞めて生き生きできていないなら、産後にハローワークへ行けばいい…。でも、今はそんな考えもできないほど、パワーが落ちているんですね。分かります。
両家の相談の影響と旦那様の気持ち
両家の両親に相談されたのも、今の状態では仕方ないですが、夫にとっては「こいつ、俺の親にもチクリやがった」と内心ムッとしているかもしれません(自分の浮気のことは棚に上げるものですから)。
夫の心情、つまり『ちゅうさんへのストレス』『ちゅうさんに監視されている感じがして居心地が悪い』『不妊治療の決められたSEXが本当はいやだった』などに対して、ちゅうさんがもっと早く気づき、前向きな修正を試みれば、まだなんとかできたかもしれません。
シングルマザーとして生きていけるほどの力を持とう!
今の時点では、産後、ちゅうさんが職場復帰し、なんとか一人でお子さんを育てるようにするのが良策だと思います。ちゅうさんが漠然と考えていらっしゃるように、このままでは「お子さんに依存するママ」になる可能性もあります。
泣きながら「あなたのパパは女好きで、ママはずっと泣かされた。パパみたいにならないで…」と子育てをしてしまうと、子どもはたまったものではありません。特に男子なら…。
ちゅうさん、心を強くしてください。夫の女癖に泣かされている妻は数え切れないほどいます。夫に性感染症を8回も移された妻もいます。毎晩殴られても、子どものために離婚しないと泣いている妻もいます。
ちゅうさんが今、はたと気付いてこの相談所に来られたのはすごいことです。強いママになれば、きっと大丈夫ですから、生きていけます。
パートナーとのお悩みは恋人・夫婦仲相談所へご相談ください
恋人・夫婦仲相談所ではパートナーとのセックスをはじめとする関係改善に向けた情報発信と相談受付を行っています。「誰かに相談したいけど誰に相談したらいいのか分からない」「パートナ―との関係に悩んでいる」など、解決に向けたきっかけが欲しい方は、匿名で悩みを投稿できる「トキメキ相談室」へ、ぜひお気軽に投稿してください。恋人・夫婦仲の専門家が皆さまのご相談にお答えいたします。
\ 7日間無料おためし実施中 /