芸能人の不倫問題をかわきりに、恋人・夫婦仲相談所でも浮気、不倫相談が増加しています。「夫が外で何をしているか」気になり始めたら止まらないのが妻心。たとえ浮気が発覚しても、許してあげたいと言う妻はもちろんいます。
今回は一度でも浮気発覚経験がある夫や彼氏を持つ女性の皆さんに「許し上手」になる方法をお伝えします。
✔️ 本記事を書いた人
恋人夫婦仲所長。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。著作、講演、メディア取材多数。NHK離婚特集番組、セックスレス問題を考える番組等に出演。
浮気夫(彼氏)の気持ちがジワジワ戻ってくる方法
メソメソ泣かない
ふとした瞬間に思い出し、自分への自身のなさと、悔しさで涙がこみ上げる場合が多々ありますが、発覚して話し合いをしたときに一度涙は流しきったはず。
女性が泣くことで、「守ってあげたい」「笑顔にさせてあげたい」と思うのは恋愛初期のみ。自分の浮気をずっと悲しまれていると思うと辛いを通り越して、ため息が出ます。
勝手な男心ですが、何年も泣かないように自分を奮い立たせてみてくださいね。
忘れ上手になる
パートナーが浮気に至る過程には、何かの理由があります。
たんに魔が差した場合を除けば、原因がほかならぬ妻側の仕業だったかもしれません。
浮気がバレたことによるごたごたの中で妻が怒り狂うのを見て、益々萎えてしまう男性もいることでしょう。
一度、やり直すと話し合ったなら、浮気問題を蒸し返すのはNGです。
理屈でなく、とにかく過去は水に流して「忘れ上手」になることも大切です。
ほかのことで夫婦喧嘩したときに、ついでに浮気の事を蒸し返す傾向があるので、切り分けて!もし嫌なことを思い出してしまいそうになったら、他の事を考える癖をつけてみてくださいね。
思い出品を見つけたら捨てる
「過去の恋愛を女性は『上書き保存』する、男性は『名前を付けて保存』する」と、よくいいますが、不倫相手との思い出アイテムをとっておきがちなのが男性です。
不倫相手が忘れられないというより、自分の恋愛歴の記録、モテた証拠として、過去のメールのやりとりなどを、いつまでも保存している男性もいる。
しかし、『恋愛上書き保存』の女性にとって、「記録に残っている=まだ相手を思っている」ということになりますので、過去の思い出グッズを見つけたら何も言わずに捨てること。
そこで夫に見せていちいち怒ると、夫はまたため息をつくことに。
先の将来を思い描いて目標を立てる
モトサヤに戻ってすぐは、お互いの会話がギクシャクしたりなど、うまくいかいことが多いかもしれません。
そんな時に目の前のことばかりを気にしていると、将来の展望も暗くなるばかり。
そこで、少し視点を上げて、10年後20年後ぐらいのやや遠い未来を思い描き、そこに向けての目標を立ててみましょう。
たとえば、10年後には小学生の娘も大学生。
子育てもほぼ終わりで、夫婦水入らずで海外旅行に出かけるなんてこともできそうです。そんなことを思い描きながら、積立を始めるなど、将来に向けた投資を少しずつ始めてみるのもいいでしょう。
他のことに意識集中すると、苦々しい過去が薄れてゆきます。
わたしが一番と肯定する
浮気の恋はワクワクします。ドキドキします。魅惑的です。なぜならそれは秘密の行為であり、非日常的な世界だからです。
でも、非日常をささえているのは、平凡で当たり前でつまらないように見える日常です。
その日常の話で主役は「わたし」という肯定感を持ってください。
結婚を決意させるほど愛された、この世で一番と認められた私という自己肯定感を持ち続け、浮気相手をなじらない。バカにしない。最低のクソ女とか言わない。
ステージの上にいるのは私しかいないと思って。
そのために、夫に対する意識改革も忘れずに。
夫をなじらない。バカにしない。最低のゲス野郎とか言わない。
リスペクトの念を持って、この先も接することを誓うのです。
浮気後、元通り円満カップルに戻るのはたやすいことではありません。しかし「別れよう」くを選ばず、「やり直そう」と思ったなら腹をくくる。新たな一歩を勇気を出して踏み出そう!