【お悩み相談】新婚なのにセックスの回数が少ない！反省点は分かっているけど辛い…

今回は、A子さん（29歳の女性）から「新婚です。でもセックスが少いんです。自分の反省点はわかっているんですが、辛くて辛くて・・」というご相談をいただきました。

新婚なのにセックスレスになりかけている

恋人・夫婦仲相談所をいつも見ている専業主婦のA子と申します。年齢は29歳です。主人は31歳で、おととし同棲、昨年入籍、最近結婚式を挙げたばかりの、まだまだ新婚カップルです。

しかし、新婚と言っても、セックスは全くと言っていいほどなく、最後にしたのは何ヶ月前だったかもよく覚えていません。このような状態で良いのか、不安です。ぜひ、三松さんに相談に乗っていただきたく、メールしました。

セックスレスの原因

原因はいくつかあります。

1. 主人の仕事が遅い

平日は時間的にセックスが難しいです。主人は転職してまだ1年未満で、仕事が要領よくこなせないせいか、帰りはいつも終電頃です。また、朝が弱く、遅刻も頻繁なので「早く寝よう」が口癖です。

2. 仕事のストレスが多い

残業手当ては30時間までしか支払われず、社員の入れ替わりも激しいため、仕事に神経を使うことが多いようです。さらに、ボーナスも「仕事ができない社員が、できる人より残業分だけ多く貰うのはおかしい」という社長の考えで半分にカットされ、主人は最近かなり落ち込んでいます。

3. 休日は趣味に没頭

仕事のストレスを解消するためか、最近は趣味に没頭しています。彼の趣味は、もの作りです。平日は毎日夜遅くネットでパーツや道具を購入し、休日は午後までたっぷり寝てからそれらに取り組んでいます。

主人のサポート

ここまで書くと、「それじゃ、女房はほったらかし？」と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。買い物や家事も手伝ってくれますし、毎日「愛しているよ」と囁いてくれます。出勤前には必ず「行ってきます」のキスもしてくれます。

しかし、それでもセックスはないのです…。

私自身の問題点

ここで視点を変えて、私の側の問題点も挙げてみます。

1. 主人とのセックスに満足したことがほとんどない

回数が少なく、彼がいつも先にイってしまうので、不満を超えてむしろ苦痛になっています。主人は「君を満足させたい」と思ってくれていますが、私はそのために精神的に「もういいから、先にイってほしい」といつも思ってしまいます。

2. 精神的にたえず「申し訳ない」と思っている

結婚前から同棲を始めたのも、私がパニック障害とうつ病で仕事を辞め、精神的・経済的な理由で彼を頼ってしまったからです。今は病気がすっかり良くなり、パートやバイトを探している最中ですが、このような欲求不満を抱えた状態で仕事ができるのかどうか不安です。また、外出するたびに同じ年頃の女性と自分を比較し、卑屈な気持ちになります。

3. 彼の「母親」のような存在になっている

彼が仕事で失敗した時や落ち込んでいる時に慰めるのは妻として当然だと思いますが、それが他の夫婦よりも過剰かもしれないと感じています。

女としての自信の喪失を彼に打ち明けられない

家計が苦しく、自分のおこづかいがないため、ネットオークションで持ち物を売って足しにしています。いつも同じ服装で、化粧もせず、美容院にも何ヶ月も行っていない私を、もう主人は女として見てくれていないのかもしれません。

書いていて涙が出てきました。主人には、こんな女房を養ってくれているだけでもありがたく思わなくてはいけないのに…。主人は毎日「愛しているよ。今の生活は最高だ、これ以上幸福なことはない」と言って私を抱きしめてくれます。私がセックスで悩んでいるとは、夢にも思っていないでしょう。

彼の幸福を壊したくないので、彼に打ち明けることができません。そうすると、欲求不満が溜まり、セックスへの期待→失望→苦痛という悪循環が続いてしまいます。どうしたらいいのか、教えてください。

セックスレスへの不安よりも愛されている自覚を持とう！

恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。

モモさん、あなたの努力はよく伝わってきます。

A子さんがあまりに辛そうだったので、すぐに「泣かないでー」というメールを送りました。すると、前向きなお返事が届きました。

A子さんは、夫の前でいつも笑顔を心がけたそうです。その結果、「少しでもできることを探した結果、事態が少し好転しました！」という元気な様子に、三松も一安心しました。

A子さんは偉いと思います。悲観的なところはあるものの、現状と自分をしっかり分析しており、三松がよく勧める「箇条書き」を実行できています。セックスレスで悩む夫婦には、この箇条書きをおすすめします。レスの原因は百人百色です。

A子さんの夫は、素晴らしい方だと思います。「愛しているよ。今の生活は最高だ、これ以上幸福なことはない」と言ってくれる夫は、なかなかいません。

A子さんは、夫に愛されていることを自覚し、笑顔を絶やさず、夫を信じましょう。そして、愛されている自分に自信を持ちましょう。

セックスが少ないことや、先にイってしまわれることなんて、何でもないことです。大事なのは、A子さんが夫に愛されているということです。ポジティブな気持ちを持って、様子を見ましょう。