年に1回、「マイVIP」と食事をする機会をつくろう

家族以外で自分に強く影響を与えてくれる人は誰か、と考えたとき、あなたは何人思いつきますか?
高校の恩師とか、職場の部長とか、習い事の先生とか、あるいは十年来の親友とか……。たくさんはいなくても、きっとひとりは頭に浮かぶことでしょう。
ということは、その人は自分に関心を寄せてくれている人です。お互いの意思がつながっているからこそ、「この人が私にとってはVIPだ」と感じることができるのだと思います。
その人は、きっかけづくりには重要なキーパーソン。じっと見守っていてくれるタイプ、間違いそうになったら叱ってくれるタイプ、新しいことをどんどん教えてくれるタイプ。落ち込んでいたら勇気づけてくれるタイプ……。接し方は数あれど、自分で選んだ大切な人です。
それをそのままうやむやにしてはいけません。会う機会がめったにない場合は、疎遠になってしまう可能性もあります。そんなもったいないことをしては、きっかけを逃がします。
自分がマイVIPだと決めた人をつなぎ止め、一生すてきな関係を築く方法とは? それは、毎年1回、その人と同じ日に会うルールをつくることです。
1年後の自分は、どれだけ成長したのか? 顔つきや考え方はどう変わったのか? そういうことは、自分では絶対にわかるものではありません。信頼できる第三者に客観的に見てもらいましょう。
会社の不祥事とか、詐欺事件とか、産地偽装といったニュースを耳にすると、それをしでかした人は人生にメンターとも言えるマイVIPがいなかったんじゃないかと想像してしまいます。
叱ってもらうためにも褒めてもらうためにも、1年に1回は「会ってください」と、心の師であるマイVIPにお願いしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

恋人夫婦仲相談所の運営者。
センシティブな話題のため周囲に相談できず一人で泣き寝入りしてしまう女性を減らすことがモットー。恋人や夫婦間におけるお悩みについて体系的な情報収集や身近なプロへの相談ができるサービス作りを目指して邁進中

コメント

コメントする

目次