パートナーとのセックスで気持ち良くなれない問題
恋人・夫婦仲相談所では、様々な夫婦の寝室事情にまつわるお悩み相談をいただいておりますが、セックスレスとなった理由として「夫とのセックスで気持ち良くなれない」「実は痛いことがある」といった女性側の声をよくお聞きします。
同時に快感を得られていない、痛みさえ感じている場合でも、相手に気を遣い気持ちがいいフリをしてしまう方が非常に多くいらっしゃいます。「相手のプライドを傷つけたくない」「雰囲気を壊したくない」という相手への気遣いから、本音を言わない方が良いと考えてしまうのです。
また同時に「気持ち良くなれない」状況を打破するための行動も取れていない方が多いというのも特徴です。
「自分が我慢すればいい」と耐えてしまうのは危険
日々忙しくなく、仕事から家事から育児をこなす私たち現代人にとっては、気持ち良くなれない疲れるだけのセックスはついつい後回しになってしまうもの。お誘いを何気なく断り続けているうちに気づけば最後にセックスをしてから数年経過していたなんてことも。
また妻や彼女がセックスに気乗りしていないことを、ちょっとした表情や言動から察していることもあります。自分とのセックスに満足できないのに誘い続けるのは申し訳ないと男性側も遠慮を始めるといよいよ負のスパイラルです・・・
「夫とのセックスで気持ち良くなれない。なのに気持ちいい演技をしてしまいます」
恋人・夫婦仲相談所には以前こんなお悩みのご相談をいただきました。
(※相談やりとりを匿名・また背景をぼかしてご紹介しております)
以前は夫の早漏に悩んでいましたが、
最近でも夫とのエッチはなんだがとてもギクシャクした感じになってしまいます。実はエッチをしている間、気持ちいいと思えないんです。
本来はお互いもっとオープンになったほうがいいんだと思います。
でも夫に「もっとこうして欲しい」、「ああして欲しい」と言い出せず。気を遣ってついつい気持ちいいフリをしてしまいます。
もし「こうして欲しい」とか要望したら夫がやる気がなくなってしまうのではないかと不安におもってしまいます。私自身がもっと大胆になったほうがいいのでしょうか?
Tさんのように「エッチを気持ち良くなれないけど、夫を傷つけたくない」という時どのようにすればいいのでしょうか?ここからは対処方法についてご紹介します。
エッチが気持ち良くない時の対処方法
世の旦那・夫が求めている理想の女性について
普段は貞節な妻の顔として、淑女の淑女のように振る舞っていても、夜ふたりきりになりセックスをする時には淫らな女性に変貌して欲しいという願望を持っている男性は少なくないでしょう。
もっと自分自身感じたいし、夫のことをもっと気持ちよくさせてあげたい、けれど夫からのアクションを待っていても進展しないとなれば、ご自身から大胆になってみるしかないでしょう。
恥ずかしいと言っていてはいつまでも満足するようなセックスを期待することはできない!と思って一歩踏み出してみてください。
夫にエッチに対して自信をつけさせてあげることも大事
例えばパートナーが早く射精に至ってしまうことが理由でセックスに自信がないということならば、うまく自信をつけさせてあげたり、早く射精しなくなるようにトレーニングをしてあげたりすることも大事です。
気持ちいいフリは逆効果
パートナーに気を遣って気持ちいフリをしてしまう方は少なくないかと思います。けれど実はお二人にとって全くの逆効果なのです。
そんなに気持ちいいと感じていない愛撫なのに、感じているように見せてしまうということは、パートナーからすればこれでいいんだという思いになってしまいます。
また演技をする側も、心理的には「セックスは気を遣ってするもの」という認識が育ってしまい、本当に感じる感覚が麻痺してしまいます。自分をも偽ってしまうことになり、セックス嫌いになる可能性もあります。
「ふたりで気持ち良くなりたい」という思いを伝えてみて!
まずはパートナーへ自分自身の思いを伝えてみてはいかがでしょうか?
「ねぇ わたしもっともっとあなたとのセックスを楽しみたい、私も気持ちよくしてもらいたいし、あなたも気持ちよくしてあげたいから、2人で色々と研究したいな」。
そして「あなたの気持ちいいところややり方を教えて」。
こんなことを伝えて、実際にフェラチオをしてあげてる時などに「ここは気持ちいい?こんなやり方はどう?」と具体的に訪ねながら、試してみるのです。
そしてパートナーを気持ちよくさせてあげながら、「私も気持ちよくしてくれるかな」のように声をかけて、実際に旦那さまが愛撫をしてくれて気持ちいい場所や方法を感じたら「そこ凄くいい、そのやり方が気持ちいい、だからもっとそのままして」と具体的に伝えてあげましょう。
そうしていくことでパートナー側もどう愛撫してあげればいいのか、少しずつ学習していくはずですからね。
レスをはじめとする性のお悩みは「オトナの保健室」へご相談ください
「オトナの保健室」での相談なら、LINEチャットを通じて気軽に話をする感覚で悩みを打ち明けることができます。専門的なサポートで、あなたが前向きな一歩を踏み出すお手伝いをいたします。
どうぞ一人で抱え込まずに、私たちに頼ってくださいね。
過去のご相談事例
性の専門家がお悩みに寄り添います
-
相談: 50歳。濡れにくくなりセックスが楽しめなくなりました【鍼灸師えみすけが答える性のお悩み相談】
-
相談:大陰唇が他人よりふっくらしているのが恥ずかしいです【女風セラピスト・TAKAHASHIが答える性のお悩み相談】
-
相談:彼が早漏でぜんぜん満足できません!【セクシー男優・森林原人が答える性のお悩み相談】
-
相談:夫がセックスは子作りのためにすればいいという考えでセックスレスです【女風セラピスト・哀田剛が答える性のお悩み相談】
-
相談:彼が無職になってからセックスレスになりました【三松真由美所長のお悩み快刀乱麻】
-
相談:いろいろ体位をためしますが中イキできません【女風セラピスト・ミズキヒカルが答える性のお悩み相談】
※匿名でお悩みをご相談いただいたご本人に許可をいただいて掲載しています。