セックスレスの予防に効果的！「スローセックス」と「インスタントセックス」を上手に使い分けよう！

短時間で終わるセックスと、ゆっくり楽しむスローセックスをうまく使い分けることが、セックスレスの予防には効果的なのです！この記事では、なぜセックスレス予防に効果的なのか、またスローセックスとインスタントセックスの使い分け方について解説していきます。

セックスレスになる原因について

そもそもセックスレスとは

実はセックスレスには明確な基準が存在します。

日本性科学会により「特殊な事情が認められないにも拘わらずカップルの合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にいたることが予想される場合」と定義されています。セクシュアル・コンタクトとは、キスやペッティングなどを指しており、必ずしも挿入だけではありません。

日本家族計画教会による『ジャパンセックスサーベイ2020』の調査では、なんと夫婦の2組に1組以上がセックスレス状態であることが分かりました。

なぜセックスレスになるのか？

人・夫婦仲相談所でも数多くのお悩みをお聞きしてきましたが、セックスレスが起きる理由はカップルごとに千差万別で、100組いれば100組とも原因が異なるものです。

けれど、実は最近では明確なきっかけのないセックスレスカップルが増えてきています。

「ぜったいにHしたくない」という理由がある訳ではない。ただ、「今日はしなくていいかな」という状態が知らず知ら長期間続き、気づけばセックスレスに突入しているカップルが増えているのです。

そんな「きっかけのないセックスレスカップル」がセックスをしない理由として、「疲れていて余裕がない」「面倒と感じている」「マンネリ気味でセックスする気が起きない」など。

背景には、共働き夫婦が増えて、常に二人とも仕事・家事・育児に追われていたり、家事・育児を分担しているからこそ、「ふたり時間」にやることの優先順位は、家事や育児一色になりがちだったり。また近年、お家で楽しめる映画のサブスクやゲームなどの娯楽もますます充実している中、ものすごいエネルギーを消費する「セックス」の優先順位が落ちがちなのです。

スローセックスとインスタントセックスを使い分ける重要性

相手の体調と気持ちの余裕を観察すること

「相手の体調と気持ちの余裕」を感じ取って、短時間で終わるセックスと、ゆっくり楽しむスローセックスをうまく使い分けることが、パートナー側の負担を軽減することにつながります。

平日の時間のない時はインスタントセックスで

男性の心情を代弁すると、「本当はエッチがしたいけど、明日早いし…。でも丁寧に愛撫して喜ばせないと怒られそう。今日はやめておこう」と思っている間に先送りにしがち。

「前戯にたっぷり時間をかけないと相手に失礼ではないか」、「欲望だけを追求する男性と見られるのではないか」と心配することがあります。特に最近の男性は優しく、紳士的な傾向があり、セックスが最優先の男性は時代遅れになりつつあります。

たとえば平日夜の遅い時間帯に、もし彼が元気がない時などは、女性から「今日は疲れてるみたいだから、短い時間で終わるエッチしない？」と提案してみましょう。エッチしたいけど迷惑かなと尻込みしていた男性は「ラッキー！」と感じるでしょう。（ただし、本当に疲れていて眠い場合は、無理をせず潔く撤退することも大切です。）

週末はたっぷり性を愉しむスローセックスを

逆に休日やたっぷり時間があるときは、長い時間をかけてお互いの性感帯を探り当てるような遊びを楽しんでください。この時は、忙しい日のインスタントセックスから思い切り緩急をつけることが大事です。スローセックスの際には、たっぷり時間をかけながら相手を焦らし、興奮を最大限高める工夫をしてみてください。

ワンパターンでのセックスを続けているとマンネリしてきて、いまいち興奮しきれなくなり飽きがきてしまいます。実は「マンネリ」や「飽き」も、セックス習慣を続ける上での大敵なのです。

スローセックスのやり方

パートナーとの関係でお悩みがあれば恋人・夫婦仲相談所へご相談ください

恋人・夫婦仲相談所では、カウンセラーに匿名でお悩みを投稿できる「みんなの掲示板」（月額500円）を提供しております。誰かに相談したい、解決に向けてきっかけがほしい方はぜひお気軽に投稿してみてください。