【相談事例】3年に1度しかないセックスレスのお悩み。布団の中で1人で涙が止まりません。

はじめに

恋人夫婦仲相談所ではパートナーとの関係や性に関するお悩み相談を受け付けております。相談紹介の記事では、相談者様のプライバシーを守るために、個人が特定されないよう内容を編集しております。

40代をほぼセックスレス状態で過ごしていたマサミ(仮名)さん。

数年ぶりに2人きりになれる機会があったたにも関わらず、結局セックスに至らず、とても悲しい思いをされていました。

「どうすればもっと良い関係になれるのか」というご相談をいただきました。

ご相談内容

「3年に一度しか。どうしたらもっと良い関係になれますか・・・」

現在48歳の主婦です。これまで6年間レスに悩んできました。

2人目の子供を諦めたのが40歳。それまで夫はとても協力的に励んでくれていたのですが、諦めようと話してからは、私に指一本触れなくなってしまいました。

私からシたいということを告げても「身体よりも心の繋がりの方が大事」と取り合ってくれなかったり、1人目の子供が中学生になったタイミングだったので「隣の部屋に聞こえるとまずいから」と言われていました。

40代になってからできたのは2回のみ、6年前に子供が就学旅行に行った時と、3年前に夫婦で旅行に行った時でした。

それ以外にも何度か2人きりになる機会はあったのですが、何もありませんでした。

先日子供が旅行に出かけたので、「もしかしたら今夜は・・」と期待していたのですが、結局その日も夫は部屋には来てくれず隣の部屋で延々と深夜番組を観ていました。

私はひとり布団の中で涙が止まりませんでした。

普段夫婦仲は良く、夫は浮気するような人でもなく、単に他人より性欲が少ないだけなのでしょうか。

女性として一番いい40歳になった時から、私は女としての喜びを感じる事もなく過ぎてしまい、もうすぐ50歳を迎えます。

先日の出来事があった翌日に、あまりの悲しさで思い切って夫に、夕べなかったのはなぜ?と6年間寂しかった思いをメールで伝えてみました。

すると夫からは、数行の返信で「ごめんね、夕べはあれを用意していなかったから」と。

どうすればもっと良い関係になれるのでしょうか?

ご相談への回答

こんにちは。カウンセラーのシロネコです。

長年のセックスレスでお悩みのようですね。

マサミさんの素晴らしいところは、勇気を持って自分の気持ちを伝える事ができた点です。

しかしそれに対する旦那様の返答に納得が出来なかったかもしれませんね。

ですが、この言葉だけをみても、旦那様は思いやりがある方のようにも感じました。

マサミさんのご相談から推察すると、40歳までは、子作りが目的のセックスが多かったのでしょうか。

こちらの相談所でも多く見かける相談ですが、子作りを目的としたセックスを重ねていると、その後、セックスレスになるご夫婦が多い傾向があるようです。

理由は、いくつか考えられますが、主な理由としては、セックス自体がプレッシャーを感じる行為になってしまっているということ。

男性は意外と繊細な生き物で、ストレスやプレッシャーがかなり性欲に影響を及ぼすことがあるようです。

男性の場合は、目的達成のために「何とかがんばらなければいけない」と考えてしまいがちで、本人は気づいていなくても無意識にプレッシャーを感じてしまうようです。

2人目のお子さまを諦めるということは、ご夫婦にとって、とても辛いことだったかと思いますが、もしかしたら旦那様にとっては、プレッシャーから解放されたという気持ちも少なからずあったかもしれません。

セックスに対しては、一般的に男性と女性の捉え方が違うと言われています。

セックスを愛情を感じる手段と捉える女性に対して、男性は性欲を満たす手段だと捉えている事が多くあります。その為、男性はストレスやプレッシャーによる性欲の減退に左右されがちになります。

セックスの頻度が減ると「相手が自分へ興味をなくしてしまったのではないか」「自分の何かがいけないのでは」と寂しい思いを募らせてしまいますが、男女のセックスに対する捉え方がそもそも異なることが大きな要因であります。

ぜひまずは男女でのセックスに対する捉え方が異なることを念頭に置いてみてください。

また少し恥ずかしいかもしれませんが、セックスに関する話題を夫婦で話し合ってみるのはいかがでしょうか。

例えばマサミさんの「あなたの愛情を感じられるセックスをもっと大事にしたい」という事を伝えるのです。

また「セックスだけでなくもっと夫婦二人の時間を積極的に作りたい」ということや「そういった時間を持てることが自分にとってとても幸せに感じること、安心もするし、すごく嬉しい事」というご自身の率直なお気持ちを話してみるのです。

時には、外で待ち合わせをして外食デートしてみたり、お子様が大きければ2人きりの旅行をしてみたりするのもおすすめです。

ぜひ積極的に2人だけの時間作りを計画してみてください。

実は私自身もレスの経験があるのですが、同じ方法を繰り返してもなかなかレスの解消には繋がらないということを苦い経験と共に学びました。

思い切ってこちらからアクションを起こしてみるなどの工夫をしてみても良いかもしれません。

同時にプレッシャーを与え過ぎないように、セックスに至れたらラッキーというくらいの軽い気持ちで、腕枕やハグなどのスキンシップを増やしてみるのも有効です。

男性側も時間が空くと誘いづらいと感じてしまう事もあります。

もしもこちらから誘っているのに、断り続けられるのならば、また別の方向をご一緒に考えましょう。

まずは行動あるぜひ旦那様へのきっかけ作りはこちらから作ってみてあげてください。

最後に

恋人夫婦仲相談所では、カウンセラーに匿名でお悩みを投稿できる「みんなの掲示板」β版のサービス(月額500円)を提供しております。

誰かに相談したい、解決に向けてきっかけがほしい方はぜひお気軽に投稿してみてください。

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この記事を書いた人

恋人・夫婦仲相談所の編集部。

周囲に相談しづらい夫婦や恋人間のお悩み解決に向けた情報発信をテーマにしています。すべての女性がトキメク日々を送るための情報発信をしてまいります。