前回までのご相談

前回は、彼との関係について「依存していない」ということを伝えたが、新たな問題が発生したという相談をさせていただきました。

新たな問題の発生

彼が遊びに行って私の部屋に泊まりに来ないことでケンカになり、別れ話に発展しました。翌日、彼が私の部屋にある洋服などを取りに来た際、「嫌いじゃないけど好きでもない」と言われ、ショックを受けました。

彼の気持ちが分からない

彼は「いつか連絡する」と言って部屋を出て行きました。一週間後、彼から連絡があり再度話し合いをしましたが、彼の主張は「嫌いじゃないけど好きでもない」「別れよう」というものでした。

別れを受け入れると彼が泣き出す

私はそれでも付き合っていきたいと伝えましたが、彼は「無理だ」と言い、中途半端に付き合って私を傷つけたくないとも言いました。最終的に私が別れを受け入れると、彼がいきなり泣き出しました。彼は「別れたくない」と言い、今も自分の気持ちが分からないと話しました。

距離を置くことに

彼が心から別れたいと思っていなかったことに救われた気がしました。そして、再び距離を置くことになりました。私は「会いたくなったら、いつでも来て」と伝えましたが、これで良いのか悩んでいます。彼のことを思うのであれば、別れるべきなのでしょうか？

恋人・夫婦仲相談所さんのアドバイスを求めて

この状況でどうすれば良いのか、恋人・夫婦仲相談所さんのアドバイスを求めています。

彼との関係に悩むあなたへ

こんにちは、恋人・夫婦仲相談所です。今回は、相談者さんのご相談にお答えします。

彼の依存について考える

相談者さんのお話を伺って、依存しているのは相談者さんではなく、彼の方ではないかと感じました。彼は「好きか嫌いかわからない」と言いながらも「別れたくはない」と言っています。これは、彼が相談者さんの好意に期待して、独りになる勇気がないからではないでしょうか。

彼の本音を見抜く

彼が「相談者さんを傷つけたくない」と言っているのは、実際には自分自身が「別離」という孤独を受け入れたくないからかもしれません。彼の本音は、相談者さんを思いやるふりをして、自分を守っているのではないでしょうか。

別れるべきかどうか

相談者さんが「彼のことを思うのであれば別れるべき」と考えているのは、彼を束縛するのは良くないという意味でしょうか？お二人とも「相手のために別れる」と言っているのがとても不思議に感じました。

真のパートナーシップとは

真のパートナーシップは楽しいことばかりではありません。時には相手と傷つけ合うこともありますが、それでもお互いを必要としているからこそ、相手を理解し、受け入れ、乗り越えていくのです。

自分の気持ちと向き合う

もし本当に自分が必要としている相手に別れを切り出されたなら、相手に自分をさらけ出し、感情をぶつけ合い、なんとしても相手を繋ぎとめようとするのが普通です。今のお二人は「相手を傷つけたくない、縛りたくない」と言いながら、実は自分自身を傷つかないように守っているように見えます。

彼への想いを再確認する

失礼なことを申し上げるようですが、お二人とも本当に相手のことをかけがえのないものと思い、失いたくないと心の底から思っているようには見えませんでした。「彼のために」という理由で自分の気持ちがあきらめられるぐらいの“彼への想い”ならば、今の彼と別れてしまってもいいのかもしれません。

自分のためにどうしたいか考える

少なくとも今の彼が「人生を生きていくうえで、この人が私にとって絶対に必要」という存在ではないようならば、もう一度自分自身のお気持ちと真剣に向き合って、「彼のために」ではなく「自分のために」どうしたいのかを考えてみてくださいね。