“睾丸”を知ろう【睾丸マッサージでレス・不妊・不調が改善⁉】#性のギモン

男性の臓器である”睾丸”について漠然とした知識はあるものの、具体的な役割やどのような状態がベストなのか等を知る女性はあまりいないのではないでしょうか。睾丸は単なる器官の一つではなく、セックスレスや不妊、心身の不調にも深く関わる大切なものです。睾丸を知ることでパートナーとの生活がより豊かになるかもしれません。

目次

睾丸は精子を作り、テストステロンの95%を生成する重要な器官

睾丸は恥骨から陰茎の付け根に存在し、袋状の形状で足の間に下垂している器官です。

睾丸は胎生期に腹腔から下降して、陰茎内に入ります。この下降経路の途中で腹部や鼠径部に停止してしまう状態を「停留精巣」といい、先天的にお腹の中にある状態の方もいらっしゃいます。

精子は睾丸で作られますが、このような睾丸は精子形成の機能に障害を起こす可能性があります。

それは、睾丸が体内から下降して外に出る理由として、精子形成は体温より2度程度低いほうが良いという理由があるからです。

そのため、お腹に睾丸が入ったままだと正常に精子が作られない可能性があるのです。

陰嚢の皮膚は皮下脂肪がなく、かわりに特殊な平滑筋層(寒い時に縮む)の機能を持っています。

さらに皮膚には汗腺が多くあります。これらはすべて温度調節のために発達した機能だと言われています。

停留精巣率は未熟児が最も高く約30%、満期新生児では4%でいずれも1歳までに下降するケースがほとんどで成人では0.3%程度だと言われています。

原因としては性腺刺激ホルモン障害が考えられ、左右一つずつある睾丸の両方が停留精巣の場合は性腺刺激ホルモンの投与が行われることもあります。

ほとんどは1〜2歳まで持って下降しなければ精巣を外に出す手術を行います。ただし停留精巣は萎縮していることが多く、がんの発生率も高いので摘出するケースもあります。

しかしほとんどは早期に手術を行い体外に出せば機能は回復します。

テストステロンの生成

そして睾丸にはもう一つ重要な役割があります。それは男性ホルモンと呼ばれるテストステロンの95%を生成しているということです。

テストステロンは別名「やる気ホルモン」とも呼ばれ、性行動や性機能に重要な役割を果たします。さらに『勝ちホルモン』『仕事ホルモン』『モテホルモン』という別称も持ち、筋肉を保ったり、集中力を高めたり、精神を安定させたりもする大切なホルモンです。

この95%が睾丸で生成されると知れば、いかに睾丸が大切なのかがお分かりいただけるかと思います。

睾丸の正しい形状、状態とは

睾丸は陰嚢内にある左右一対の生殖腺で、直径約4cm、短径約3cm、幅約3cmほどの楕円体の形状をしています。

先ほど書いた通り、睾丸には多くの汗腺があるので汗もかきますし、毛も生えている場合がありますが本当に個人差があります。

色味は肌の色が健康的ですが、女性器と同様に年齢とともに擦れや乾燥などにより黒ずんでいることが多いです。

赤黒くなったり、色味に伴い痛みや熱を伴うような場合は炎症などの可能性があるので経過観察をして早めの受診をお勧めします。

睾丸では精子を最大10億個貯められます。そして一回の射精で1億〜4億の精子が出ます。精子の質を保つためには2〜3日に一回の射精がちょうど良いと言われていますが毎日射精しても問題はありません。

良好な睾丸の状態を保つことで、精子の量はアップし、精力も漲り、EDや腰痛の改善にも繋がると言われています

睾丸を健康な状態に保つ方法

睾丸が健康な状態だと質の良い精子を増やすことができます。

そのためのポイントは、適切な運動や入浴、睡眠、バランスの良い食事、そして睾丸マッサージです。

さらにテストステロンは血流に乗って身体の隅々に運ばれるので血の質を良くすることが大切です。動脈の中でも一番細いのが陰茎動脈だと言われているので血液サラサラは睾丸を健康に保つための重要なポイントです。以下を参考にしてみてください。

【食事】
毎日1.5〜2リットルの水分を摂る。タンパク質を摂ることで成長ホルモンが分泌されEDの改善に繋がります。そのために豆腐等の大豆製品、赤身魚、ウナギ、ニンニク等を積極的に食べましょう。生殖機能の改善のためには亜鉛が良いと言われているので牡蠣や納豆、ブロッコリー、青魚、赤身肉、豚レバーが良いでしょう。精子の奇形や染色体異常のリスク低減には葉酸、ビタミンB12を含む海苔、枝豆、海藻、アサリ、シジミ、きのこ類を。ホルモンを生成するには質の良い油が大切なので肉より魚を多く摂った方が良いでしょう。

【入浴】
10〜20分程度の全身浴

【運動】
120分以上の激しい運動は何もしていない日より精子の生産量が下がると言われています。そのため、激しい運動は60分程度が良いでしょう。自転車は摩擦と圧迫が強いので、睾丸のためにはあまり良くない運動だと言えます。

睾丸を知りパートナーとの良好な関係を築こう

睾丸について知らなかったことも多かったのではないでしょうか。

睾丸について改めて知り、正しい知識を持つことでパートナーとの関係改善や、お悩みの解消に繋がるかもしれません。次回はいよいよ「睾丸マッサージとは何か」についてご説明いたします。お楽しみに。

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この記事を書いた人

看護師 整体師(マタニティ、産後、一般)睾丸マッサージセラピスト。

石川県の金沢大学病院の血液内科に14年勤務。幹細胞骨髄移植学会の認定看護師として白血病やリンパ腫患者の入院中と退院後のケアに従事。その中で患者には【美容】と【性】という二つの大きな悩みがあると知る。20代の頃から女性に関してはケア方法を提唱してきたものの、男性の悩みに応えられるものはないかと探し求める中で【睾丸マッサージ】に辿り着きセラピストの資格を取得。しかし今ある睾丸マッサージでは不十分だとして自身の整体師としての技術と合わせてより効果的な施術を考案。

【睾丸マッサージ】というまだ世に知られていないマッサージを看護師、整体師の資格を持つ身体のプロとして紹介し、セックスレスや勃起不全、不妊等に悩む夫婦やカップルの切実なお悩みに応える。『性と向き合うことは、自分の心と生きると向き合うこと』を大切に、睾丸マッサージを啓蒙し、牽引する。

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