【お悩み相談】事故で下半身不随の傷を負いました…夫婦生活ができず妻を疑ってしまう

専門家が皆さまの性・心と体・パートナーシップに関するお悩みにお答えします

近しい悩みを持つ皆さまの一助になるよう過去に寄せられたお悩みをご紹介します。

※あらかじめご了承をいただき回答を掲載しております。また個人の特定を避けるために匿名性を保ち、内容を一部変更してご紹介しています。

今回は、たかさん(45歳の男性)から「事故で下半身不随の傷を負いました。夫婦生活はできません。妻を疑う自分が・・・」というご相談をいただきました。


お悩み相談

5年のセックスレスののち、不慮の事故で下半身不随に

夜の夫婦生活についてですが、子供が生まれて3年ほど経った頃から夫婦生活がなくなり、私が誘っても理由をつけて断られました。これが5年ほど続いています。

とても寂しい思いもしましたが、無理強いはできないため、我慢してきました。そのころから妻は年に1〜2回、学校時代の友人(女性6人ほどのメンバー)と夜遅くまで食事や旅行(1泊)に出かけることが増えましたが、疑うことなく送り出していました。

一昨年の秋、仕事中の事故で下半身不随の傷害を負ってしまいました

親しい男性とメールのやりとり…妻を疑ってしまう

病院を退院後、偶然妻の携帯を見たところ、ある男性とのメールのやりとりがあり、かなり深い内容まで相談していることがわかりました。妻は私が見てしまったことを察したのか、着信履歴を削除してしまいました。その後、パソコンでのメールのやりとりも見てしまいました。その時期は、私が3回目の手術で入院しているときでした。非常にショックを受けました。

妻もそろそろ更年期障害の症状が出てきていますが、私にはそういった相談はなく、その男性にはメールで伝えているようでした。

私はとても寂しい思いをし、妻のことを信じたい気持ちがある一方で、つい疑ってしまいます。障害を負っているため、夜の生活もできませんが、妻を愛しています。

妻には多くの苦労をかけており、心苦しい気持ちがあります。直接聞けばいいのかもしれませんが、それがなかなかできません。皆さんのご意見をお聞かせください。


ご相談への回答

辛い気持ちを素直に妻に話してみよう

恋人・夫婦仲相談所所長の三松真由美より回答します。

たかさん、突然の不慮の事故が幸せな結婚生活を襲い、非常に厳しい問題に直面しておられると思います。

交通事故や仕事中の事故で、夫や自分が障害を負った場合、どうなるのかは、想像しても実際の事態を理解することは難しいです。たかさんの寂しさや妻への疑いは、想像を絶するお気持ちだと思います。

もし私が妻の立場なら、大学時代の男性の親友に「辛い」と相談するかもしれません。もちろん、女性の友達にも相談し、号泣するかもしれません。

通常であれば「妻の携帯やパソコンをのぞいてはいけない」と言いますが、今回の状況では、なんとも言い難いです。


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どうぞ一人で抱え込まずに、私たちに頼ってくださいね。

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この記事を書いた人

恋人夫婦仲所長。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。著作、講演、メディア取材多数。NHK離婚特集番組、セックスレス問題を考える番組等に出演。