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社交辞令をやめ、口にしたことは必ず行動しよう

社会に出ると、誰しも聞いたことがある言葉、あるいは言ってしまったことがある言葉。
「じゃあ、今度またお食事でも」
これが実現する確率は、いったい何パーセントでしょうか?
社交辞令のジャンルに属するオトナ言葉なので、その場は美しく別れることができますが、言ったあなたにその気はなくても、もし相手が真【ま】に受けて、「今度、山田さんとお食事できる! 嬉しいなあ。楽しみだなあ」と感じてしまったら……。
まったく罪つくりな言葉です。
「こいつとご版なんか食べても面白くないだろうな」と感じた人に、「じゃあ、今度またお食事でも」とは言わないようにしましょう。
「またお目にかかれるまでごきげんよう」などと、偶然会えるかもね、くらいのニュアンスで留【とど】めておくと無難です。
でも、もし本当に「この人とサシで話をすれば、何かが生まれるかもしれない!」と感じたのであれば、「今度」「また」といった超ウルトラ級のあいまい言葉は使わずに、「お食事をご一緒させてください。5月の連休明けあたりで空いてらっしゃる日はありますか?」と具体的な日程を相手に投げかけてください。
あるいは、「のちほど空いてらっしゃる日にちをメールで2、3、教えてください」と要望してみてください。
空いてにその気がなければ「あ、いま少しバタバタしていますので、落ち着いたらご連絡します」というオトナ言葉が返ってきます。
その場合は、空気を読んで「僕は相手に興味を持たれなかったんだ。エッジが立っていないんだな」と素直に反省して退散しましょう。
このように、「じゃあ、今度またお食事でも」は、まず自分が相手にとって魅力的な存在でなければ玉砕【ぎょくさい】しますので、自分を試す言葉でもあるのです。

似たようなシチュエーションがもうひとつあります。
飲み会などで「今度、温泉に行こうよ!」と言ってみたら、みんなの反応が良く、「行こう行こう!」と大盛り上がりになるケース。
でも、その温泉旅行が実現することは、はたしてどれくらいあるでしょうか?
適当に言ってみたり、空気を読んだのではなく、本当にこのメンバーで行けば楽しい時間が過ごせると思って言ったのであれば、面倒だとしても、言い出しっぺであるあなたが率先して行動を起こしてください。
でなければ、こういったイベントはほぼ間違いなく、開催されることなく流れてしまいます。せっかくのきっかけが、目の前で消えてなくなるのです。
参加者の同意が得られているのであれば、またとないチャンス。言い出しっぺが動かなくて誰が動く! みんなで盛り上がったとしても、「ほかの誰か」がやってくれることは決してないのです(たまにはあるかもしれませんが、10回に1回くらいです。9回のきっかけをあなたは逃しているのです)。
自分から行動を起こす。まわりがシラケていても、開き直って行動を継続する。
時間をかけて周囲を自分のペースに巻き込んでいけば、いずれものごとは少しずつ良くなっていくかもしれません。
不満を持っていて解消したい場合、あるいは面倒くさいことが目の前にある場合、「誰かやってくれよー」ではなく、言い出しっぺである自分が小さなことからでもいいので先に動いてみること。そうすると、意外に「変わるきっかけ」はやってくるのです。
論より証拠、有言実行。
まずはあなたが動いてください!