これまで避けていた場所に行ってみよう

人は居心地の良い場所にしかいたくないものです。

学校に行かない子どもは、教室に違和感を感じるから避けるのです。
幽霊がこわい人は、墓場の近くや、「出る」と噂されている古いビルには近づきません。

おじさんにとっては、ギャルだらけの渋谷のマクドナルドは居心地が悪いでしょうし、ガリ勉の東大生にとっては、六本木や西麻布のクラブは違和感しか感じない場所かもしれません。

とはいえ、「違和感を感じる場所」「苦手な場所」を避けてばかりいては、人生のフィールドは一向に広がっていきません。

嫌な場所からとっとと逃げてしまいたい気持ちは誰にもありますが、「いや、この場所に目を向けない自分から卒業しよう」と思い、なるべく長く滞在してみてください。
そして、いろいろ観察してみてください。

人は違和感を感じる場所にいると、苦手意識が先入観として定着してしまい、否定的な見方しかできなくなってしまうものです。

ガリ勉の東大生であれば、「チャラチャラしやがって」「クラブの何が楽しいんだ」と思って、遊び人のクラバーと自分とのあいだに一線を引いてしまいます。
そして、その場から一刻も早く離れたいと思うものです。

でも、自分のなかの違和感を意識して、強引に肯定的な見方をしてみると、世界は一気に広がります。
新しい自分を発見する、第一歩になるのです。